厚生労働省の医師等資格確認検索に関する雑感
コトの発端はこちら
医師を自称する橋本百合香( @SpiritualDr )なる人物の医師免許の存在が確認できない件について: やまもといちろうBLOG(ブログ)
Twitterで@SpiritualDrという「東電の家族は関西に避難、都内のアイソトープ専門医も家族を関西に避難させてる」等の面白ツイートを連発している御仁がいたので、久しぶりに槍を持って突撃をしてみたところ、本人が医師を自称しているにも関わらずちょっとエビデンスに辿り着けなかったのでピックアップなど。
拡散
@sio_halfmoon あなたなような人に知られる必要ない。確認できないからと言って医師ではないと言えない。
— Yurika Hashimotoさん (@SpiritualDr) 1月 24, 2012
コピペとはいえRSSリーダーのbotにもご挨拶
@kazuby_biz あなたなような人に知られる必要ない。確認できないからと言って医師ではないと言えない。
— Yurika Hashimotoさん (@SpiritualDr) 1月 24, 2012
paper.liと組み合わせただけのbotにもご挨拶。好感度UP
@doctorpapers あなたなような人に知られる必要ない。確認できないからと言って医師ではないと言えない。
— Yurika Hashimotoさん (@SpiritualDr) 1月 24, 2012
だからそれRSSリーダー。
@feedreader2010 あなたなような人に知られる必要ない。確認できないからと言って医師ではないと言えない。このアカウントが変だということが証明されたよ。
— Yurika Hashimotoさん (@SpiritualDr) 1月 24, 2012
それを言っちゃあ、おしまいよ。
禅問答か?RT @SpiritualDr: @Ikazuchi_maru 確認できないからと言って医師ではないと言えない。
— riespaさん (@rie_spa) 1月 24, 2012
で、流し読みしているだけのあなたのためにここで少し説明をはさむと、 (こまかいツイートはさておき)件のブログの趣旨をよく読むと「おまえはニセ医者だ」とは言ってなくて公式に存在する「医者の存在を確認するためのシステム」の検索にヒットしない≒医師免許の存在が確認できないよという趣旨なのがポイントです。 この検索システムの運用が少々雑であるのも織り込み済みでしょう。
そもそも@kirikさんは、いろいろありますがたとえば日本興業銀行の頭取と数年越しの壮大なバトルを繰り広げ、しまいには相手はお縄になった挙句敗戦処理の人が謝りに来たのち日本史上初のペイオフ発動だったんだぜみたいなことになってましたそういえば。簡単に言うと海千山千です。おまけに奥様は医師だったりします。
が、そんなことまで調べることはしなかったようです。無理ですよねうん。
パクっ!
@kirik やまもといちろうさん、あなたの私に対する発言は間違っています。私は医師免許を持っていますし、医師として働いています。厚生省のホームページに検索で出てこないのは更新をしなかったためです。あなたの発言を撤回し、謝罪をしてください。そして事態の収拾をしてください。
— Yurika Hashimotoさん (@SpiritualDr) 1月 25, 2012
よっしゃ、(検索とは違う意味で)ヒット!
どうやら引っかかったっぽいな。 RT @sakamotoh: えー偽医者宣言! “@SpiritualDr: @kirik やまもといちろうさん、あなたの私に対する発言は間違っています。私は医師免許を持っていますし、医師として働いています。厚生省のホームページに検索で出てこな
— やまもといちろうさん (@kirik) 1月 25, 2012
や、登録しましょうよw RT @null_1986: @kirik @SpiritualDr 登録をさぼっていると出ないんですよ.私も出ません.
— やまもといちろうさん (@kirik) 1月 25, 2012
それは実に残念です。医師として働いているのであれば、勤務する医院があるということですね。医院には勤務する医師を公示する義務がありますので、貴殿お勤めの医院を公表してください。 RT @spiritualdr: @kirik やまもといちろうさん、あなたの私に対する発言は間違っ
— やまもといちろうさん (@kirik) 1月 25, 2012
法的措置を取っていただいて結構。少なくとも現段階では確実に貴殿は検索に未登録状態の医師法違反であり、仮に診療報酬や医療行為を行っているのであれば刑事事案であり、公益性がこちらも担保できます。 RT @spiritualdr: @kirik そのように言われることは非常に
— やまもといちろうさん (@kirik) 1月 25, 2012
私の家内も医師ですし、医療情報のサービスも受けていますが、現段階で貴殿の名前は検索で確認できません。論文も見当たらないようです。何年に医師免許を取り、どこの大学で研修医をされたのでしょうか。 RT @spiritualdr: @kirik そのように言われることは非常
— やまもといちろうさん (@kirik) 1月 25, 2012
登録しなければ基本的に医師法違反は確定。なので、載ってない時点で公益性は確保できる算段。 RT @hirosi_m: 本当に医師法違反なのか?QT @kirik: 法的措置を取っていただいて結構。少なくとも現段階では確実に貴
— やまもといちろうさん (@kirik) 1月 25, 2012
そうそう。なので、現段階ですでに未届の状態なんで、通常であれば違反を指摘されたのだから、本音はどうあれ謝罪して登録し直すレベル。 RT @michy_tm: あのサイトは2年に一度の厚生労働大臣への届けを怠るとのらないので、違反だが、確か単なる罰金程度。た @hirosi_m
— やまもといちろうさん (@kirik) 1月 25, 2012
システムに登録しなおすのももちろんですが、お手元の医師免許証をデジカメで撮ってみるとかいいかもしれませんね。 医師免許証なんて氏名と登録番号くらいしか書いてないし、ご本名で活動なさってるようですし。
謝罪して登録しなおす、で思い出したのですが、たしかゴシップ誌にさされてしまった西川史子さんがそのパターンだったはずです。 西川史子 医師検索 - Google 検索
さて、ここからが今回の本題です。前置き長っ。
医師等資格確認検索でたとえば「西川 史子」で検索してみましょう。名前、登録年が出ます。(番号とあるのはヒット件数にすぎません。)
それだけです。それでどんだけ意味あるんでしょうか。 弁護士情報検索と比べると明らかに見劣りします。まあ司法のみなさんはケンカ上等(ただし大人の)なので名前と所属は個人情報だからなんてナイーブなこと言わないか。
それに、医師検索システムの検索結果をよーく見ると、氏名が画像で出るようになってます。 このシステムの稼動が2007年で個人情報保護法の成立がその数年前というあたりがこういう仕様にからんでいるのでしょう。 それにしても、フルネームの姓名が検索キーとして必須なのに、検索結果表示の姓名を画像で出して何の意味があるんでしょうか。素朴な画面にこめられた仕様は深いです。
以上です。そんだけかよ。でももう眠いんだ。
追記
人名が画像で出るのは、常用漢字と違って人名漢字は通常のPCではうまく表示できない可能性も高いためだ、と気づきました。医師免許証に記載する姓名は戸籍の姓名そのままであることが必須なのではないかと。 しかし、だとすると、この検索システムのDB、数万種類の画像をあらかじめ用意して医師一人一人の情報とひもづけしているんだなあ。いやあ、めんどくさそうな仕様。
