Javaジャバ言ってる間にも

わけもわからずJavaジャバ言っておけばいいかと思っている企業トップは多い。 自分や自分の顧客の要求に合っているかどうか、ちゃんとほかの言語と比較してから モノを言っているか?と小一時間ほど問い詰めたい。 (恐ろしいことに、IT技術を売り物にしてるはずのシステム開発会社のトップにそうした例は意外と多い)

Javaジャバ言ってる間にも、自分のビジネスに何がベストなのかわかっている企業は 使うツールや言語についてきちんと「理由のある選び方」をしている。

Webの世界で古くから使われているperlについても、 「perlによるCGIは遅い」という固定観念にとらわれてしまって採用しようとしない企業は多いが、 それは大間違い。mod_perl(こいつの歴史も意外と古い)などを使うと従来型のperl-CGIの数十倍の処理スピードを得られる。
大規模なeコマースサイトを Apache と mod_perl で構築する
perl関連書籍を書いているPerrin Harkins氏の文。日本語訳はライブドア(旧社名エッジ)の執行役員の宮川氏。古い論文だが短くてわかりやすいし技術的に見ても陳腐化してはいない。

そもそも、 mod_perl使ってもさばききれないほどの大量アクセスや、 ソースコードの再利用を徹底的に促さないと開発しきれないほどの複雑かつ大規模な処理を するために、Javaを採用しているとでも言うのだろうか? そんな商売繁盛なWebサイトはめったにありゃしない。(笑)Yahooや楽天ほどの 商売繁盛な巨大サイトがPHPを積極利用すると言っているくらいなのに、 自分のサイトはそれ以上だ(だからJavaだ)とでも言うのだろうか? まずは自分のビジネスがどの程度のものかきちんと見極めた上でツールを選択すべきだろう。 でないと、ベンダの口車に乗ってオーバースペック(必要以上に高性能かつ複雑すぎること)な システムがつくられて金を無駄にするだけ。 大したシステムじゃないのならperlやrubyやphpでさらさらっと書くほうが手っ取り早くて安上がりで安定稼動できる場合が多々あると思います。

関連しそうなリンク:
今から始めるWebプログラミング言語は「PHP」だ (1/3)(zdnet エンタープライズ 2003/12)

追記:
LightWeight Languagesというところでも興味深いコメントが。

See also:
Javaジャバ言ってる間にも (2003/12)
Javaジャバ言ってる間にも(2) (2004/3)
いまおすすめの言語はPHP −Javaジャバ言ってる間にも(3)(2004/5)
Javaジャバ言ってる間にも(4) − FriendSterはJavaからPHPに乗り換えていた(2004/9)
IBM、PHPの支持を表明 − Javaジャバ言ってる間にも(5)(2005/3)
「従来のEJBは存在自体が間違いだった」 - Javaジャバ言ってる間にも(6) (2005/6)
アマゾンはperlでできている - Javaジャバ言ってる間にも(7)

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コメント

全くの想像ですが、PerlやPHPで信頼性のあるシステムを構築できるエンジニアってJAVAの場合と比べて少ないんじゃないでしょうか?
小さなシステムだからって信頼性を確保するにはそれなりの人材が必要です。
ベンダがJAVAを薦めてるように見えるのは実は表面的なことなのかもしれませんね。

JavaやC#は設計とコンパイラで開発者の自由度を制限できます。
いろんな意味で、多様な能力のリソースを使い分けるならJavaの方が良いです。作る側が大企業向きというか。

引用先のサイトとは別ですが、楽天の話では、「PHPが得意な人が入社した」というのがありました。PHPやASPのような自由な言語で大規模なサイトを作る上では、「有能な開発者」が重要なファクターだと思います。

http://japan.cnet.com/news/ebiz/story/0,2000047658,20061933,00.htm


 自分もプロマネとして仕事していた時は、Java(J2EE)をメインに開発を推進していました。

 確かにきちんと設計するかStrutsのようなフレームワークを導入すると、拡張、変更が容易なシステムが開発できます。ただ、watanabeさんが仰る通り、システムの規模、要件に応じて言語は選定する必要もあると思います。

 Javaの開発はどうしても割高になる傾向があり、小規模のシステムを開発する際には投資対効果があまり望ましくないケースが少なくありません。

 その上、フリーのライブラリ等がPerlやASP等と比べると少ない為、開発の効率も開発ベンダーの資産(Beanやモジュール)による処が多い為、下手をするとPerlやASP等で開発するより品質の低いシステムができあがる事も考えられます。

 実際このような問題が多々あったからJavaのフレームワークが充実しているのだと思います。Javaの信頼性もパフォーマンスも実装側次第でしょう。EJBが騒がれた際に多くの企業がEJBを採用してパフォーマンスに泣いたのもそんな昔の話ではないと思います。

 Javaでも他の言語でも最後はそれを実装する人、そして実装するコンセプト、機能がプロジェクト、システムの会社への貢献度を左右するのだと思います。

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