ケイコとマナブに見る苦悩の検索エンジン対策
たとえば、「キーワード + 地名」でYahooを検索してみると、面白いものが見えてくる。
この調子で行くと他にもいろいろあるだろうなということはご想像のとおりである。 そう、いずれの結果においても、 リクルートが出している雑誌「ケイコとマナブ」のサイトが最初に来る。「ボクシング 池袋」で検索するひとは、池袋周辺のボクシングジムやフィットネスクラブを 探しているんだろう。でもイサイズが、 検索エンジン対策見え見えすぎるページ を通してユーザーを誘導する先は板橋のボクシングジムだ。 たしかに池袋と板橋はそう遠くはない。百歩譲るとしよう。 でも「テニス-日比谷」から誘導されるのが 池袋のテニススクールというのはどうだろう?(※) 「ウインドサーフィン 乃木坂」(※)に至ってはキーワード自体が もうなんというかありえない領域だ。(笑)
※この記事を書いた数週間後に、テニス-日比谷から誘導されるページは有楽町線の豊洲近くにある
テニススクールに差し替えられた。が、日比谷に関連していないのは相変わらずである。(笑)
※乃木坂は、港区の六本木や青山霊園などに近い、都心のど真ん中。
SEO=Search Engine Optimization=検索エンジン最適化(対策)のために、 ページにテキストを多くしたり、キーワードをちりばめたりするならまだ正統的だし、 かわいいものだし、正しい。しかしここまでやるというのは、 検索エンジンを、というよりはユーザーを、バカにしすぎではないだろうか?
マネしようと思う方々のためにいくつか情報を。
- 検索結果の最初に現れたページが自分の意に沿わなかったときのユーザーの落胆の 気持ちを忘れてはならない。 もしもそれが有名な企業のサイトであった場合ならなおさらである。
- それが検索エンジンを利用した巧妙なだましスレスレのテクニックであったことを ユーザーが知ったときに沸き起こるであろう怒りの気持ちを忘れてはならない。 もしもそれが有名な企業のサイトであっ(以下同文)
- こうした検索エンジン専用の誘導用ページをつくることは、本来のページの 維持更新作業も含めればコスト的に倍になることを覚悟しなければならない。
- Yahoo!がGoogleを使い続ける保証はどこにもない。 現にアメリカのYahooはgoogleとの提携を解消する。 日本もどうなるかはまったく未知数。 検索エンジン対策のページをつくった苦労は一瞬にして水の泡となる可能性がある。
- Google はいわゆる「検索エンジンSPAM」を 問題視している。 Googleが不適当と判断したら、インデクスから削除され=検索してもひっかからなくされ、 やはり苦労は一瞬にして水の泡となる可能性がある。

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