いまさらメルマガ?

八千代銀行の住宅ローンの申し込み者のうち同社のメールマガジンを購読している人に0.5%の金利低減の特典をつけるらしい。

八千代銀行、BIGLOBEのメルマガで購読者に住宅ローン金利優遇を
(Japan.internet.com 2004/2)
NECからのプレスリリースがここ

実際やってみなければわからないかもしれないが、 住宅ローンの金利の0.5%優遇というエサを持っていかれるだけの結果を招くのではないだろうか。 メールマガジンをいくつも購読しているが「届いても未読のまま放置」or「数秒で流し読み」しているものが少なくない、というのは筆者だけではないだろう。 メールマガジンの精読率は下がる一方なのだ。 限定的とはいえ住宅ローンの0.5%というのは金額的にはかなり大きい。 はたしてそれだけの投資対効果が得られるかどうか疑問だ。

メールなりWebなりをなんとかして顧客とのコミュニケーションに活用したい、という企業姿勢は評価したい。 しかし、何かこう、「小泉内閣メールマガジン」以来学習していないように感じてしまう。 いや、学習しているのだが、世の中の変化に追いついていないというべきか。

同じメールを使ったサービスならソニー銀行のほうがまだ気が利いている。

ソニー銀行のページより抜粋:
■ ペットが貯金箱を見張ります。
目的別貯金箱にはそれぞれ、PostPetキャラクターを「見張り番」として設定することができます。この見張り番はあなたの目的別貯金箱が目標額に届くまで、ずっと見張っています。 見張り番は貯金箱の残高が目標額に近づくにつれ、幸せな気持ちになります。忘れられた目標やなかなか達成しない目標には気持ちが沈んでしまうこともあります。ときには励まし、ときには厳しい態度で接するかもしれません。 また、見張り番からはメールが届くことも。ペットのメッセージに一緒にがんばる気持ちがますます強くなります
これは昔流行ったPostPetの、ペットが勝手にメールを書いて飼い主や友人にメールを送ってしまうという「ひみつ日記(だったっけ?)」にヒントを得ているサービスだ。 メールの内容的には銀行のサービスにまったく無関係かもしれないが、 とにかく定期的にメールを読んでもらって顧客の意識をつなぎとめる、 ソニー銀行という存在を頭の片隅にとどめてもらう、 いう点において、読まれないメルマガを量産するよりもずっと効果的だろう。

参考記事:【波多野blog】 No.47 「Eメールの開封促進とは」

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