サインイン、それだけ。
アマゾンには「ログイン」が無い。「ユーザー登録」すらない。 あるのは「サインイン」それだけ。
「sign in」は特別な単語ではまったくない。たとえば
「You must sign in if you are using reference room」は
「資料室に入る場合には名前を書いてから入室すること」、
「All visitors must sign in at the nurse's station before entering a patient's room」は
「お見舞いの方は病室に入る前に必ずナースステーションでご記名ください」
といった意味合いになる。
「log in(ログイン)」といった純粋なコンピュータ技術を起源とする単語と違い、多くの人にわかりやすい言葉なのだ。
それに比べて、日本のサイトはどうだろう? とにかくユーザー登録しろ? そんな簡単に自分の情報を書き込む人はもはやいない。 ログインしてください?ログイン、ログアウトという言葉の意味がわからない人の存在を忘れていないだろうか。
アマゾンにおけるユーザー情報の登録フローは、 ユーザーの持てるボキャブラリーとその心理に忠実に考え抜いた結果、サインイン、それだけになった。たまたまそうなったわけではないだろう。 残念ながら日本は英語圏ではないため、ログインでもサインインでもその違いを意識する人は少ない(苦笑)。 しかし、辞書を引く、ただそれだけでそのむこうにあるものを学ぶことぐらいはできるはずだ。

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