Mozillaってなんなんだ?
Webの世界にちょっと深めに足を踏み入れたことのある人なら、 というか、この「ネタ帳」を読んでいる人なら「Mozilla(モジラ)」という単語を まったく知らないということはないだろう。
実は、Mozillaという単語にはWebの世界の歴史が詰まっている。
1993年、アメリカのイリノイ大学の学生だったマーク・アンドリーセンを 中心とする研究チームが、「Mosaic」 (モザイクまたはモゼークと発音)というソフトをつくった。 文字しか表示できない当時のほかのソフトと違い、 同じ画面に文字と画像を同時に表示できるという点で画期的だった。 現在のWebブラウザの原型となるこのソフトは 現在もダウンロード可能だ。 興味のある人はお試しを。
1994年、シリコングラフィックス社の創業者ジム・クラークが、 マーク・アンドリーセンとともに新しいブラウザを作ることを計画する。 「Mosaicよりすごいやつをつくろうぜ」 そこで開発コードネームが名づけられた。 それが「Mozilla」。後のNetscape Navigatorである。
ご想像のとおり、MozillaはMosaicとゴジラを組み合わせた造語だ。 今もNetscapeのサイトにはこうした画像が残されている。 筆者の記憶が確かならば、昔はNetscapeをインストールすると、 インストール先ディレクトリのどこかにこの画像のアニメーションGIFがあった。 隠れキャラみたいなものだったのだろうか。(とっとけばよかったなあ・・・)
どんなソフトウェアでもそうだが、 製品として売られるパッケージには「Netscape Navigator」とか 「Netscape Communicater」と印刷されていたりしても、 細かいところでは開発コードネームがそのまま露出してしまうものだ。 HTTPリクエスト信号を送信する際のUser-Agentヘッダ (=Webサーバのログに残るブラウザ名)に記される 「Mozilla」の文字列がそのひとつである。
と、ここまで書いたところで、下のページを見つけてしまった。
第一部 Mozilla とは? - はじめての Mozilla 1.0ここで書いてるのよりずっと詳しいじゃん(苦笑)。
ところで、なぜ、MicrosoftのInternet Explorerや Yahoo!のクローラーまでが Mozillaを名乗ったりするのだろう? 実はそれほどたいした理由は無いというのが実際のところだが、 長くなりそうなのでまた次の機会に。

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