直リンク問題とGoogleニュース日本語版
昨日伝えたばかりのgoogleニュース日本語版スタートの件。 巡回先のニュースサイトから許可をもらってのことと考えているような紹介記事もあったが、 やはりそうではなく、直リンク問題を抱えたままのようだ。
@IT:Googleニュース日本語版、直リンク問題を抱えてスタートGoogle自体が「(Googleニュースには)ビジネスモデルはない。いいビジネスモデルがあれば教えてほしい」と言っているあたりがちょっと笑える。こういう会社こそがネットをひっぱるのだ。 ちなみにJava言語の推進案が出たとき、「我々はJavaでどうやって儲けるのだ?」というSunの幹部の問いに対し技術者は「さあ。」とだけ答え、幹部は「キミが正しいことを祈るよ」とだけ言ってGOサインが出たという逸話がある。
(@IT 2004/9)
話がズレたが、マスコミサイトに対する直リンク問題は日本だけではなく世界共通だ。 ちなみに昨年ドイツではこんな判決が出ている。
独最高裁「検索エンジンのニュースソース表示は合法」著作権及ばずと判示マスコミのサイトが直リンクを嫌がる理由については この前書いた筆者の記事のとおりだ。
(Internet Watch 2003/7)
直リンク禁止とその実現方法(1)@ITの記事によれば、現在、Googleニュース日本語版では読売新聞と産経新聞のサイトが巡回対象に入っていないらしい。 読売新聞については上の記事で筆者が書いたとおりだし、 産経新聞も過去に結構まぬけなトラブルを起こしている。
(Webビジネスコンサルタントのネタ帳 2004/8)
新聞社の比較の話をすると政治的な意味合いにとられかねないので嫌なのだが、 ここはあえて比較してみよう。
- 産経や読売のように既得権を守ることにしか考えがおよばないままネットの世界で直リンク禁止を叫ぶという無理をしつつ悶々とすごす者
- 朝日新聞のように自ら記事のRSS配信をするくらいに直リンクWelcomeな態度で貪欲に進化を続けようとする者。 (RSS配信というのは要するに記事の見出しとURLのリストのバラマキなわけだから)
もちろん最終的に生き残るのは、前進することをやめない方だろう。そうであってほしい。

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