社長!気は確かですか?そんなやり方でIT導入を行えば絶対に失敗しますよ!

少し古いのだが、[企業のIT導入]All Aboutにちょっと面白い記事があった。

社長!気は確かですか?(allabout 企業のIT導入2004/10)
実は筆者の過去のクライアントにもこの社長とよく似たケースが多々あった。 「とにかくホームページってものをつくって買い物カゴ機能をつければ儲かるんだ!」 としか考えることができず、とにかくサイトをつくれやれつくれ!ドッグイヤー(死語)なんだろ!3ヶ月でできるんだろ!てなもんである。無論、こんな考え方でうまくいくサイトなどひとつもない。

こうした経営者層のおっさんによく見られるのがいい歳こいて目が泳いでいること。 目が泳ぐって、どんなふうに?といっても文章ではうまくつたわらないと思うのだが、とにかく痛烈な印象として筆者の記憶にある。 「あーあーあー・・・泳いじゃってるよ・・・」という感じ。 2000年前後のインターネットバブルに踊る社長の典型的症状だったのだが、現在でもこういう社長はたまにいる。

で、まわりの部下がどうにかなだめ、「とりあえず楽天に出店して・・・」というところに落ち着かせてそこから始めるわけだが、結局のところマーケティングのマの字も無く誰に何をどんなふうに売るだとかとにかく戦略とか作戦とかそういうものが全くゼロなことには変わりはないため、楽天に出店しても鳴かず飛ばずに終わるケースがほとんどだ。楽天には現在1万店舗程度が出店しているが、まともな採算ベースにのっている店舗はそのうちの2〜3割がいいところだろう。 楽天では、こうした目が泳いでしまった社長さんたちの鶴の一声が出す月額5万円によって、ほかの2〜3割の店舗のためのアプリ開発費や球団やろうって言うぐらいのマーケティング費等が生まれていると言ってしまうのは言葉が悪すぎだろうか。

オールアバウトの記事では、IT導入の成功のステップとして3つを挙げている。

ステップ1 やるという意欲がある
ステップ2 何をやらないといけないか理解する
ステップ3 理解したことを実行する

(中略)
経営者はまず何をすべきなのでしょうか? もしネットショップで直販を始めようという意欲があるのなら、 まず理解しなければなりません。
理解する。つまり勉強です。
まったくそのとおりで、問題なのがステップ2をまったくやろうとしない経営者層があまりに多すぎるということであり、逆に言うとそれがあるからこそシステム屋や楽天などが儲かる仕組みになっているとも言える。

see also:
楽天vs店舗 外部リンク禁止を巡って裁判沙汰が進行中(2005/8)
ショッピングモールが外部リンクを嫌う理由(2005/8)
サラ金の利用者とショッピングモールの出店者の共通項(2006/1)
ショッピングモールというビジネスモデルの寿命はそろそろ尽きる論について雑感(2006/4)
顧客リストは誰のものか(2006/8)
集客機能つきのASP=楽天市場=の「楽天税」は高いか安いか (2006/9)

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コメント

はじめまして。
とても実感&共感できる内容なのでトラックバックさせていただきました〜。
うまく経営者の方にも納得していただける説明が出来るようになりたいです。ホントに(泣)。

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