地図情報と郵便番号
Google Mapsを初めとする地図情報にまつわるWebサービスのアイデアが最近のトレンドらしい。
筆者がかかわった昔の仕事の過程で、 「二つの郵便番号からその間のおおよその距離を求められないか?」 というアイデアがあがったことがある。結局は単なるアイデアどまりで 特に実現性を検討することも無かったのだが、 最近急に思い出したのでちょっと調べてみた。
ゼンリンだとかそういう民間の企業なら、地図データもその検索ソフトも種々ラインナップしているだろうが、そうした製品やサービスを買う、という結論では能が無い。 国土地理院などが数値地図データを無償で出しているし、郵政省からは郵便番号データがでているはずだ。それらを組み合わせてなんとかならないだろうか?
だが、調べているうちに「なんだかなぁ」な状況につきあたってしまった。
ある2地点間の距離を調べるのに手っ取り早い方法は、2地点の緯度と経度から割り出すことだ。ということは郵便番号とその緯度経度との組み合わせ情報があれば話が早い。もちろん郵便番号は純粋に「点」をあらわすデータではないが、1、2Km程度、つまり車で1、2分程度の距離の誤差を気にしないなら十分だろう。それに「二つの地点の情報を入力してください」と言われたときに、ユーザーにとって「○○市○○町○丁目・・・」を二つ入力するのと、7桁番号を二つ入力するのと、どちらがユーザーフレンドリーかは明白だ。
とにかくそんな情報は無いものかと探すと、
街区レベル位置参照情報ダウンロードサービス (国土交通省国土計画局)というのがあったのでこれは!と思ったのだが、その形式を見てがっくり。
ここまで出来ててなんで項目に「郵便番号」が無いの!?!?(街区レベル位置参照情報のデータ形式についてより一部を抜粋)
項目 備考 都道府県名 例:東京都 市区町村名 例:千代田区 大字・町丁目 例:霞が関二丁目 緯度 十進経緯度(少数第6位まで)
例:35.672917経度 十進経緯度(少数第6位まで)
例:139.754307
そう。国土交通省と郵政省は違う。なんだかなぁ。 しかしここにも、もしも天気予報がXMLだったら − その2 できない理由で書いたのと同様な、官と民の微妙な関係が存在していることも否めない。なんだかなぁ。
ちなみにアメリカではこんなサービスがある→ Free ZIPFind Deluxe Search Results(ニューヨークとロサンゼルスのZipcodeから距離を求めた結果)

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