サラ金の利用者とショッピングモールの出店者の共通項

かなり刺激的なタイトルで誤解を招きかねないとは思うがあえて。

テレビをつければサラ金のCMだらけ。街を歩けばサラ金の看板だらけ。 サラ金で借りる奴なんてほんとにいるのか?と常々思うのだが、郊外を車で走っていてサラ金の店舗の駐車場からちょうど出てくるところの車に出くわすと ああやっぱり借りる奴がいるから店もあるしCMもうつんだよな、 などと妙に納得したりする。

サラ金で借りる理由ってなんだろう?不況?いやもちろんそうなんだけど、 もっと根が深いのが「無知」じゃないだろうか。 サラ金の利用者のほとんどがグレーゾーン金利ってウマいんですか? な状態であろうことは想像に難くない。 単利と複利の違いに至ってはもう絶望的だ。 もうすぐ現れるであろう平成生まれの新社会人だって、「サラ金」が「サラリーマン金融」の省略であることすら知らなくても無理は無い。死語なのだから。 ちなみにサラ金関係のシステムに関わっていた知人に「サラ金はさぁ・・・」と話したら「それ禁句!消費者金融って言わないと怒られるよ!」と言われた。

自分で考えることを放棄した、あるいはもしかしたら放棄したことにすら気づいていない人々が駆け込むという点において、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのショッピングモールビジネスはサラ金に似ている。

「インターネット上で自分の店を簡単に持てる!」という売り文句に乗った結果は実は「モールのいち売り子になって働くだけ」

ということにまでは最初は考えが至らない。 月々3万円だか5万円だかのシステム利用料だけでなく、2週間で数万円のバナー広告もガンガン打たないと集客できず、しかも集客した結果集まったお得意様リスト(顧客のメールアドレスとか)は自分のものではないという事実に後になって気づきつつ、でもそこそこの売り上げがあるもんだからもう辞めたくともそれに踏み切れなくなっている出店者の状況は、元金を残したまま利息だけせっせと払うサラ金のお得意様と重なって見えるのは筆者だけだろうか。

最近、こんなメーリングリストを見つけた。 osCommerce(オーエスコマース)という、オープンソースのECサイト構築ソフトのユーザーが集まっているメーリングリストである。

過去ログを見ると、「エラーになっちゃうんですけどどうしたらいいですか?」 「何をどういうふうにやったらどんなエラーが表示されたのかまで書かないと誰もどうにもならないですよ」といった、技術系メーリングリストの初期段階にありがちなやりとりが多々見られ、古い技術屋から見ると先が思いやられるやらほほえましいやらなのだが、なあに、誰もが通る道だ。

自ら考えて無知を脱しようともがいている人たちの姿は皮肉じゃなく美しい。 その道のりは果てしなく長いが、考えることを放棄するより100倍いい。

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adwordsがイかしてますね:)

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