楽天とTBSの件が始まってそろそろ1年が経過するわけだが
さて、
株式会社東京放送に対する共同持株会社化を通じた統合の申し入れと当社による同社普通株式の取得について (【楽天市場】会社情報 2005/10)という件からそろそろ1年が経過するわけだが、ご存知のとおりなーんにも起きていないし起きる様子もない。
あいも変わらず長い長い延長戦を続けているだけのことであり、ハンカチ王子vs田中君みたいな青春群像とは対照的な泥仕合のスコアは
- 先手、楽天、棒銀で急戦
- 保有するTBS株の2006年9月末終値ベースの含み損148億円
- 亀田vsランダエタ戦、疑惑の判定に続いてさらに疑惑の延期。亀田株=TBS株のイメージでますます下落傾向。
- 週刊新潮の挑発に乗らざるをえなくなってどうでもいいケンカ。向こう数年は創○学○と交互でネタにされ続けること確実。
- 9月末段階でペナントレース2年連続最下位決定
- 要するに好材料無し
-
後手、TBS、穴熊で持久戦
- TBSとAmazon.co.jpが提携、地デジ版「王様のブランチ」でネット通販(Internet Watch 2005/10)
- リクルートとTBS、ワンセグ連携の情報検索サービス実証実験(日経NetMarketing 2006/8)
- TBSとビックカメラが提携(ITMedia 2006/9)
- 松下、角川、TBSが電子書籍で新会社設立へ(ITpro 2006/9)
- 要するに 「貴様と俺とは一心同体とおっしゃる大株主様のお考えは至極ごもっともでございますが私共といたしましては他にも組むべきビジネスパートナーや世のため人のためにやれることはいろいろとございまして今後ともどうかよしなに」という交渉のための既成事実を着々と積み上げているところ
で、筆者的には去年書いたとおりで、「コーヒー(楽天)っておいしいよね」「うん、紅茶(TBS)もおいしいよね」「じゃあ二つを混ぜたらすごいのができるかもね!」という驚くべき三段論法をこれまた驚くべきことに本当に実行に移してしまったというだけのことであり、その結果というかセンスは「サザエボン」のそれと似たようなもんだねというのが素直な感想。
思えば知名度アップのためにプロ野球に手を出したあたりからボタンのかけ違いが顕在化してしまったのだ。キーワードは「知名度」である。
簡単なことだ。今の世の中、Yahooと楽天を知らない社会人はいない。ところが、
- 「楽天の社長の顔と名前を思い出せますか?」
- 「Yahooの社長の顔と名前を思い出せますか?」
そう。知名度が必要なのは「楽天」の2文字のブランドであって、社長個人じゃなかったはずだ。 ところが、世の中は丸顔のカリスマのほうに注目してしまった。まあそりゃそうだ。そのほうが話題性あるから。
気づいたときには後の祭りであり、もう今のような空気が出来上がってしまった以上は下手に顔を出してWeb2.0とかいうバズワードを口にするよりは普通に仕事してたほうがいいのではって大きなお世話だねごめんなさい。夜中の眠いときに書くとどうにも辛口になってしまってイカンなあ。
というわけでYahooの「誰にも嫌われない戦略」について情報収集すべく 「ヤフー・ジャパンはなぜトップを走り続けるのか」(吉村 克己 著)を注文した。週末にでもゆっくり読むことにする。
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