GoogleのYouTube買収はGoogleのBlogger買収のデジャブ

とりあえず2000億円は高いとだけコメントしたものの、どうもなんだかどっかで見たような!?というデジャブを感じていたのだが、そうだ、思い出した。GoogleがBloggerを買収したときと似てる。何が似てるって、周囲の騒ぎ方とか、今後予想される展開とかが。

今でこそめずらしくもないブログサービスだが、日本の企業各社がよってたかって「ブログ、ブログ」と言い出したのは 2003年2月のGoogleが“Blog”作成ツール開発元のPyra Labsを買収(Internet Watch 2003.2)という報道がきっかけだったように思う。 詳しくはその後に筆者が書いた以下の記事を参照。

ブログブーム発生から現在までの展開(注:主に日本での)は次のとおり

  1. googleがBlogger買収
  2. 儲かるかも!?と思った各社がこぞってブログ作成サービスを開始 (儲からないかもと思っていても乗り遅れるわけにもいかないので仕方なく参入したという大企業病の方々含む)
  3. 自分でHTML書いたりFTPしたりするよりはよほど楽なので、みんなブログ書き始める。ブログの女王とか呼ばれる人も出現。
  4. 通常ユーザーは無料で、重い画像をいっぱい載せたりデザインに凝りたいユーザーには月額数百円程度いただく、という仕組みで小銭稼ぎが可能になった。が、有料オプションを使う人は全体の数%にすぎず、所詮は雀の涙。
  5. 一番儲かっているのは、「ブログでひと儲け」を夢見た上のような企業に対してブログ構築ソフトウェアをライセンス供給するごく一部の人たち=シックスアパートとかドリコムとか。 あ、Googleアドワーズ(アドセンス)も、広告表示サイトの大幅増という意味では超大もうけ。
で、上の流れで「Blogger」のところを「youtube」に、「ブログ」のところを「動画投稿」などに置換して読み直していただければ、今後の流れが予測できるかと。

フジTVのワッチミーとかも、自分で動画集めてないで、そのソフトウェアを他社にライセンスするビジネスにさっさと移行したほうがいいと思われる。あ、ソフトをフジTVで自社開発したわけじゃないっぽいから無理か。残念でした。(注:ここでいう「ソフト」とは動画素材のことじゃなくて動画を蓄積したり配信したりするシステムを指してます。念のため。)

というわけで、ゴールドラッシュのときに一番儲かったのは金を掘る人じゃなくて金山の前で作業用のズボンを売ってた人でした、という歴史がまた繰り返されようとしているだけのことであり、まあそれにしたって2000億円は高いんじゃないかなあ。しつこいようだが。

追記:
えっ?2000億円て現金じゃなくて株式交換だったの? googleは一昨年のIPOで資金潤沢だから現金かと思ってたよ・・・。 だったら「高い」とばかりは言えないかも。いや、それでも、ゼロ一個多すぎる気がするなあ。

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