お名前.comのレンタルDNSサービスのセカンダリDNS機能は看板に偽りあり

ドメイン名レジストラの老舗である「お名前.com」がレンタルDNSサービスもはじめたのは 以前にちょろっとだけ紹介したとおりである。 「なかなかいいね」と思っていたのだが、以下のようなタレコミをいただいた。

自前でDNSサーバ運用してるんだけど、セカンダリDNSだけをお名前.comの レンタルDNSサービスに移そうとしたら、 ゾーン情報転送に関する設定画面がどこにもない。 はて?と思ってサポートに聞いたら、「ゾーン転送には対応してないから普通にホストとIPの対応をひとつひとつ登録してくれ」と言われました。ゾーン転送が使えないセカンダリDNSってなんなのよそれ。_| ̄|○
なんだそりゃ。。。

ここで、DNSのプライマリとセカンダリ(マスターとスレーブともいう)について一応説明しておく。 ドメイン名とIPアドレスの関連付け情報は非常に重要な情報なので、普通は2台のDNSサーバに設定することが推奨されている。通常はまず1台のDNSサーバー(プライマリサーバ)にしかるべく設定情報(ゾーン情報とか呼ばれる)を書き込んでおく。そしてセカンダリサーバにも同じ設定を書き込む、、、のではなくて、セカンダリサーバはプライマリサーバからゾーン情報が自動的に「転送」されるようにしておくことで二重設定の手間を省きそれによるミスを防げるようになっているのが普通である。これを「ゾーン情報の転送」などと呼ぶ。

ところが、お名前.comの中の人は、ゾーン転送なんて対応してないからセカンダリDNSにするつもりであってもいちいち設定を書いてね。とおっしゃる。いや、そりゃ、プライマリと同じ設定情報をいちいちまた書くことでセカンダリDNSの目的を果たせることは果たせるけどさ。

タイムリーなことに、お名前.comからメールマガジンが届いた。 以下はその抜粋である。

● 【お知らせ】「レンタルDNS」機能を追加
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2006年12月25日より、「アカウントマネージャー DOM Navi」にて、DNS
レコードを自由に設定できる「レンタルDNS」機能を追加いたしました。

■「レンタルDNS」使用例
1. 現在利用しているブログサービス(JUGEM等)を独自ドメインで表示
  させる。※1
2. 独自ドメインで Windows Live(MSN)メールやメッセンジャーを利用
   する。
3. 自前のWeb/メール/FTPサーバーを利用しているが、DNSサーバーの管
   理は外部に任せる。※2
4. 自前でDNSサーバーを持っているが、セカンダリDNSは外部のDNSを利
   用する。※2

※1 対象のブログサービスが独自ドメインに対応している場合のみ。
※2 ご自宅等で、Webサーバー・メールサーバーを固定IPアドレスで運用
    する場合にご利用いただけます。

詳細はこちら▼▼▼
http://www.onamae.com/guide/dom_navi/rental/index.html
Web上での説明も同様。 こんなのをもって 「セカンダリDNSのみをうけたまわる機能もございます!」って、 そりゃあちょっと。看板に偽りありとしか。

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