ニセ学位の実態調査by文部省の結果が出てこない理由ってもしかして?
いや、たまたま思い出しただけだけど。
「ニセ学位問題」とは要するに、
- 「論文みたいなもの」にお金を添えてうさんくさい業者に送る(お金だけでOKな場合ももちろんある)
- 数週間後に「あんたに○○博士号を与えます」という「認定証みたいなもの」や「卒業証書っぽいもの」が送り返されてくる
- 「○○博士」と履歴書に書いて新設の大学の教授のポストかなんかを獲得してみたり、自分の著書の著者紹介の欄に書いたりすることで「ハク」をつける
- 「早稲田大学」とか「ハーバード大学」といった名前をウソで出すとバレやすいけど、「イオンド大学」とか「クレイトン大学」といった名前だと意外とバレないものだ
っていう話を「デューク更家のニセ博士号とコンテンツ管理について雑感」で書いたのが9月末。
マスコミ各社から 「「学位商法」実態調査 文科省、全国の大学対象」みたいな報道が出ていたのが、それをさかのぼること2ヶ月ほどまえの7月末。
このときの報道では「この秋には調査結果を公表する」という話だったが、気がつけばもう師走。
調査結果はどこ??出てこない理由って?
- 各大学からの報告が上がってこない。なんで?=ニセ学位でまんまと教授職かなんかについている人がいて恥だから出し渋ってる?
- 報告は集まってるけど、集計してみたらニセ学位な人がウヨウヨいて国家的恥さらし状態になるので恐くて出せない。
- 実は政府機関や政治家にもニセ学位な人が思ったより多くいたりしてその人「に遠慮」or「が圧力」or「とにかく出せない空気漂いすぎ」ということになってる。
また、韓国で大学教授が「ES細胞をつくったぞ!」と高らかに宣言して国家的バンザイ状態してたら「全部捏造でした」となり、一方で学術機関でのニセ学位横行の話も平行して新聞ダネになってなんというかもうグッチャグチャだねこりゃ、というのは比較的最近の韓国で起きた実話である。
そう考えると、京都大学の山中教授がES細胞の増殖に成功したよという論文が11月30日発行のネイチャー誌に出るぞというタイミングでの日本国内のニセ学位問題調査報告書の公表は避けて当然といえば当然かな、とも。
一方で、日本で活動してるニセ学位屋を告発する活動をコツコツ続けていらっしゃる静岡県立大学の小島教授のブログを見ると、たとえば、
- 日本で活動しているニセ学位屋のひとつであるイオンド大学の話をブログに書いてたりマスコミに話してたりしたら
- 「訴えるぞゴルァ!」とイオンドの中の人に脅され、「いいよー、こっちも逆提訴するからちゃんと住所教えてね」と返したら
- 「(住所は)死後霊界府 地獄町 血の道通り1-1-1気付にして欲しいとしか、ご返事できません」という返事が来たそうだ。
see also:
- 文科省、海外から授与された「ニセ学位」の調査開始 (悪徳商法マニアックス 2007/7)
- 弁護士山口貴士大いに語る: イオンド大学の学位商法 (2005/11)
- 学歴汚染(ディプロマミル・ディグリーミル=米国型学位商法による被害、弊害)

コメント
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a4%a5%aa%a5%f3%a5%c9%c2%e7%b3%d8?kid=153836#p3
こちらも見物ですがやりとりを載せるのがはてならしい・・・。
Posted by Anonymous at 2007年12月 9日
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