「こんな曲が本当にあるみたい」というコメントが図らずも状況の全てを語っていた

今さらニコ動かよ初音ミクかよというツッコミは甘んじてスルー(笑)。

初めてワールドイズマインとかメルトとかメルト(男性ver)を聞いた。 リンク先が原曲ではなく人間のボーカルによるバージョンなのは単に好みの問題である。

筆者にとって音楽とは通勤途中やジョギング中にipodで聴くものであってそれ以上でもそれ以下でもなくとにかく専門外だが、これらの楽曲がプロ級の技であることくらいはわかる。 素直に称えよう。こりゃすげぇ。

そんなこんなで聴きながら画面を眺めていたら、

「こんな曲が本当にあるみたい!」

というコメントが右から左へスーっと流れていった。 は?なんのことだ? 本当にあるみたい、、、って「ある」じゃん、「存在する」じゃん、 いま聴いているこの曲はなに?

いや、コメントしたその誰かに他意が無いことはわかっている。 「いい曲だね」のような賞賛の延長線上でポロッと出た感想のひとつにすぎない。

だが、カウントダウンTVで紹介されHMVの店頭にCDが並びカラオケボックスにも配信されている状態にあってはじめて「本当にある曲」と定義されるのだとしたら、それで当然なのだとして人々の意識に完全に刷り込まれているのだとしたら、 なんと寂しい世界なのだろう。

年末の紅白歌合戦に出てくる曲だろうと、 銭湯で酔っ払いオヤジが口ずさむわけのわからない鼻歌だろうと そこに音楽は存在するのに。

もちろんインディーズというジャンルもあるにはあるが、正直言ってなんだかよくわからん状態だ。あくまでも門外漢の筆者から見てだが。

件の楽曲だけでなくそれ以外の曲の作者やその関係者のブログその他もろもろの情報をざっとあたってみると、この絶望的な状況における一点の希望そして挑戦が透けて見えてくる。

職人さんの権利関係まとめwiki(RC)[旧・みくみく登録問題まとめ] - トップページ

ところでこのデータベース、JASRAC管理であろうと非管理であろうと、使ったら全部掲載されるというシステムらしいです。具体的に言うと、JASRACと契約関係にあるドワンゴから着うた等の配信がされている私の楽曲が、次回の更新でJASRAC作品データベースに追加・掲載されることになります。  しかしここで注意して頂きたいのは、作品データベースへの追加≠JASRAC登録 ということです。作品データベースに登録されたからといって、 JASRACに管理を委託したわけではないので、勘違いしないようにしてください。

先日たまたま渋谷あたりを車で移動していたとき、 「古賀政男 音楽博物館」なるたいそうな建物の隣に JASRACの立派なビルがそびえているのを見かけた。 パソコンがオーケストラを演奏し人工音声が歌さえ歌い、 それらが何処までもつながるネットを流れ人々の手元の携帯端末に届いてゆく時代を、 昭和の作曲家が予見していたわけもなかろうに。

筆者はミュージシャンではないがそれでも、 楽しい音楽の時間を取り戻せる日が来ることを、心から祈る。

追記: アナザー ワールドイズマインというのもあるのだが、なるほどこれもすごい、そしてウケた。(笑) なお、知らない人のために言っておくが、必ず女性verのほうを先に聴かないと小噺をオチから先に聞くような羽目になるのでご注意。

追記: メルト ラップで歌ってみた(full ver.)も初めて聞いた。これもプロの犯行としか思えん。

てきとうにsee also:

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ywcafe.net/mt/mt-tb.cgi/848

コメント

本格的で王道な曲がお好きなんですね。
ミクの曲なら、↓もオススメです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1136355

>「こんな曲が本当にあるみたい!」

ああ、流行を追うために音楽を聴いている人にありがちですね^^;
私も中学生くらいのころ、みんなと話題を合わせたいがために
オリコンTOPの曲を聴いていたころは、
「オリコン20位圏外」=「ダメな曲」という認識でした。
けれど、今はもう、そもそもオリコンの順位自体が信じられませんが。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)


画像の中に見える文字を入力してください。