松下新平(参議院議員、宮崎県)=マルチ商法を推奨する国会議員
悪徳マルチ商法の被害者をインタビューしてみた (Life is beautiful 2006/12)
先日、ひょんなことから悪徳マルチ商法の被害者(24才、男性、四大卒、現在ニート)をインタビューする機会があった。社会人になりたての若者を餌食にする巧みにしくまれたワナ。表面上は合法的なマルチ商法を装っているが、その実質はねずみ講だ。
(中略)
その青年と話して何よりも驚いたのが、彼自身が被害者だということにまったく気付いていないこと。
(中略)
「ねずみ講が本質的になりたたない」をことを理解できない青年たちが社会に送り出され続ける限りなくならないのだろう。
ということでマルチ商法の話。いろんなところがマルチ商法を推奨しているアホな議員 - NC-15 (2008/8) という記事のパクリですが、この種の話で重要なのは啓蒙ですので気にせず行きます。えっ?Web業界の話をしろ?いやあ。日曜だし。
まずはこちらをごらんいただきたい。
健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟 (画像こちら)
というマルチバカ一代同盟があるらしく、驚いたことに全員本当に国会議員。おいおいおいおいおいおいおい。- 事務局長 前田 雄吉[民主党 衆議院議員 比例東海ブロック(愛知6区)]
- 松木 謙公[民主党 衆議院議員 比例北海道ブロック(北海道12区)]
- 松下 新平[無所属 参議院議員 宮崎県選挙区]
- 顧問 山岡 賢次[民主党 衆議院議員 比例北関東ブロック(栃木4区)]
このなかの松下新平(宮崎)のご挨拶という文章があるのだが、
私とネットワーク・ビジネスとの出逢いは、地元宮崎の先輩県議からの電話でした。 信頼のおける素晴らしい友人を紹介するからとのことでお逢いしたのが、 東京在住でネットワーク・ビジネスをされている方でした。
(中略)
しかし、現実は、これまで悪徳業者の行ってきた悪質な商法により業界全体が誤解を受けることが多々ある状況です。
で、その先輩だか先輩のトモダチだかいう方のマルチの仕組みがどんなものであるのか聴いた上で言っているのやら?(笑) 20代元フリーターのタイゾー君でもひっかからなさそうな話に見事にひっかかって広告塔やっている40過ぎ妻子持ちの議員の姿があまりに痛々しいのでこの記事のtitleとしてさらすことにする。
そういえば天下一家の会事件の発祥の地が松下議員のいる宮崎のお隣、熊本県の甲佐町だったりするわけで、田舎ではその地域がまるごとマルチに汚染されてることすらあるといううわさ話を耳にするけどまさか実話?だいじょうぶですか宮崎県?どげんかせんと(以下略)
とにかく、マルチの被害者は加害者であり加害者は被害者であるところが問題が表面化しにくい理由でもある。その意味で、上記のバカもまた冒頭の青年と同じく自分自身が加害者であることに、もしかしたら気づいてないのかもしれない。
だからといって「マルチ商法=人間関係を金に換金してる焼き畑農業=だとは気づきませんでした」などというう言い訳は国会議員サマについては断じて許されない。 冒頭のブログの引用のように、「ねずみ講が本質的になりたたないものである」以上は「健全なネットワークビジネスを育てる」という心意気自体がすでにもう詭弁なのであり「私はバカor詐欺師or人間関係を金に換金する焼き畑農業が大好きな人のいずれかです」と言っているようなものである。
こういうと必ず「ねずみ講とマルチ商法は違うんだ!」とか言い出す輩がでてくるのだが、 たいていは扱っているモノが現金か商品かの違いがその根拠だと言う。 そんなのは無限連鎖講防止法が「金」の扱いを明確に禁じてるから「商品」に媒介をすりかえているだけであって無限に連鎖するピラミッドという仕組みは同じであるところがミソ。
ところで、「マルチ商法」という単語を嫌って「ネットワークビジネス」と一生懸命言い換えようとしているようだが、そんな話もまた70年代から80年代にかけて既にあった。「サラ金(サラリーマン金融)」が「消費者金融」に言い換えられたの覚えてますか皆さん? そして80年代が「サラ金地獄」で、21世紀初頭は「グレーゾーン金利」とか「ヤミ金地獄」となったわけで、結局は社会問題化するという歴史が繰り返されているのだ。同じことよ。
以下のような説明なら冒頭の四大卒ニート君もわかってくれるかな?無理かもな。。。
- お友達のお友達はみなお友達という理論でヒットしたのがmixiを初めとするSNS。
- しかしこの理論に金をからめ、お友達関係をピラミッド型にすると、ネズミ講。
- 金だと露骨すぎてマズい(正真正銘、法律に触れる)ので「商品」にからめるのがハーバライフやアムウェイに代表されるマルチ商法。 (そうそう!今年の年賀状にあったんですよ。たいした交流もない昔の同級生からの年賀状。「アムウェイの仕事が軌道に乗ってきました」って。キターー!)
- 金でも商品でもないよ、「円天」という通貨だよ!という新手のマルチだったのが円天市場。でも手口は新手でもやってる本人は30年も前に「日本で最初のマルチ商法」と言われる詐欺をやって実刑食ってた老舗だったりする。
- いずれも「かなり早いスパンで飽和する」のが共通点。
このとおり、マルチの歴史はそこそこ古い。だからこそ歴史は繰り返すものとはいえ、こんなバカを国会議員にしたのは国民であるのもまた事実なのである。
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