就職活動をはじめるキミに捧ぐ、正しい新聞の読み方
もう何年も前のことだが、社会人やってるOBとして大学の後輩と接する機会があり、「そろそろ就職活動なんですが、やっぱり新聞くらい読んだほうがいいですよね?やっぱり日経が基本ですよね?」とみたいなことを質問されたことがあった。 ふと思い出して、そのときの話(記憶おぼろ)に、いまの状況も付け足しながら、あらためてまとめてみた。
勉強の仕方、就職活動の仕方なんて人それぞれだと思う。専攻とか就職先の業種とかもあるしね。でも、日経一紙取るために1ヶ月で3500円(だったっけ?)は、俺ならそんな金の使い方はしない。
日経だけを読んでると、「経済」と「社会」が連動していることに気づかなくなって意外にも頭が悪くなる。裏取りがめんどくさい難しい種類のニュース(とそのニュースソース)の場合は結果的にいわゆる提灯記事になっているケースも多い。
かといって例えば朝日だけ読んでると、頭がアサヒってしまう。 そうそう、「朝日の記事は学校の入試問題によく出る」といって朝日を読む受験生いるよね。それは別にいいんだが、朝日新聞の記事が特にいい事書いてあるからでは決してなくて、頭がアサヒっちゃった人達が学校というところに多くいて、そいつらがたまたま手元にある新聞=朝日=から入試に使えそうな文を引用して問題を作っているからだという単純な理由は知っておくべきだろう。当たり前だ。名の通った新聞で記事書いてそれで給料もらってる人間なら、その所属が朝日だろうと朝日以外だろうとたまには入試問題向きのいい話を書ける確率は同じはずだ。
毎日ばかり読んでると、得体の知れない奴だとケンカをふっかけた相手が実は鏡に映った自分であることに気づけない気の毒な大人になる。毎日新聞社内で何が起きているのか(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan、毎日新聞社内で何が起きているのか(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japanとかネットユーザーたちが暴き始めた「客観報道」というまやかし=佐々木俊尚 - 雑誌記事 ニュース:@niftyとかを見よう。
読売ばかり読んでると、それらはすべてナベツネのバイアスかかりまくりだということにすら気づけない大人になる。
産経ばかり読んでると、頭が石原慎太郎になって無駄に好戦的になりすぎる。
やや極端な話になってしまったがある程度はネタなので勘弁してくれ。がしかし、たとえ有名な全国紙であっても同じ新聞を読み続けると意外と考え方が偏るようになるということは同意していただける方も多いかと。
それでも新聞は世の中の出来事や情勢をざっと知るための情報媒体としてまだ有用だ。 じゃあどう読めばいいのか?
簡単だ。駅の売店で、今日は朝日、明日は読売、その次は日経、、、みたいにランダムに新聞を買うことをおすすめする。金に余裕があるときはニューズウィークなんでもでも買えばいい。土日は家のPCでGoogle ニュースでも見てりゃいい。あるいは普通の本とか「面接の達人」でも読んどけと。
だまされたと思って1ヶ月くらいそうして過ごしてみよう。普通に新聞を購読契約して配達してもらうときにかかる金額とそう大差ないことがわかるだろう。
なお、駅の売店で買うより毎朝自宅に届けてもらえるメリットを重視したいとか、どうしても読みたい連載小説があるとかいう事情なら話は別。地方なので車通勤/通学だからキヲスクなんて行かないよという場合は、、、すまん、俺はずっと首都圏在住なもんでよくわからん。

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