土屋たかゆき氏(都議会議員)の日記が笑える件

土屋たかゆき・東京都議会議員(民主党)という方のブログ(日記)なんだが、政治家のブログなどいまどき珍しくも無いが、ここまで香ばしいのは珍しい。

とりあえずいくつか並べて引用してみる。

まだ出た「とんでも」判決・過激性教育■今日の”つっちー”■ (2009/3/12)


レーガンは、レーガノミクスで、純潔教育を推進した。結果、レイプがなくなり、中絶がなくなった。 当然ではないか。イギリスでもサッチャー改革で同じことをした。

文章全体のうちの前段から続く一文だとしてみても、何かの比喩なのか?ガチのつもりなのか?その判別すらつかず、読者として悩ましい。

次。

続続・とんでも過激性教育「ペニスの長さは何センチ?」 ■今日の”つっちー”■(2009/3/17)


巧みな言論操作だ。 一般学校にも広く浸透している過激性教育を、あたかも、七生養護だけで「先生と生徒の手作り」と思わせる。

簡単なトリック。 平常の知能レベルの児童に対する性教育のあり方について議論を交わすことは大いに結構だがしかし、

  1. 一般学校での健常者向けの性教育において何が必要で何が必要でないか
  2. 養護学校での知的障害者向けの性教育において何が必要で何が必要でないか

という二つの議論は最終的な目的は同じでも手段は異なるよねという結果もあって当然のはずなのだが、あくまでも同じ尺度で語ろうとしている、というか、同じ尺度が唯一当然という見方でゴリ押しせざるを得ない状況に土屋氏が陥っているわけだ。

実は、少し時間をさかのぼった判決直前の2月の日記にその証拠が現れている。

過激性教育裁判 ■今日の”つっちー”■ (2009/2/20)


歯が痛いと言ってなげいていたが、過激性教育裁判の判決がもうじき出る。
(途中省略)
詳しくは以下のアドレスにアクセスして実態を見ていただきたい。
http://popup12.tok2.com/home2/education/index.htm
こんな教育が全国に蔓延しているとなると放っておけない。と言うことで、田代ひろし都議、古賀俊昭都議、その他市区議会議員と共に、同僚の古賀俊昭都議の地元にある「七生養護学校」を「視察」した。サヨクは「七生養護を狙い撃ちした」とか「養護をターゲットにした」と話を「作って」いるが、別に、七生でなくてもよかったのだ。
普通学級でも同じような過激性教育が行われていたのだから。それを巧みに「障害児の性教育云々」とすりかえるのはさすがと言えばさすがだが、姑息で古典的手法だ。

「別に、七生でなくてもよかったのだ。」だと!?
養護学校(特別支援学級)の現場の児童と先生と親にとってはつまり100%とばっちりであることを認めるわけだ。謝れ。とばっちり浴びせてごめんなさいとまず謝れ。そうしてから一般学校での健常者向けの性教育において大いに議論せっしゃい。

とにかく、知的障害児童の教育の現場に踏み込んでそこで得た教材を戦利品のごとく晒しまくりという現在進行形の事実を前にして「普通学級でのことが問題なんだ!話のすりかえだ!」と叫んでも、「すりかえてんのはどっちやねん!だったらその普通学級のほうに踏み込めよ」と突っ込まれることはそのへんのDQNでも想定できそうだが後の祭り

さて、時間軸を3月に戻すが、既に引用した3月17日の日記の後ろのほうで次のような部分がある。

産経、読売を除いたマスコミの皆さん。新聞綱領にある「中立」って何ですかね。
それとも、あなたたちの「調査能力」はその程度なのでしょうか?
まあ、拡販員が未だに、石鹸を持って違法な販売拡大をしている新聞ですから、何とも言えませんね。

ところで、私の家は?
兄弟全員が30年以上前からサンケイ(懐かしいカタカナ)です。
だから、まともな平衡感覚を持って育ったと言える「かも」知れない。

家族そろって産経新聞を30年間読み続けると中立な平衡感覚が保てるとのこと。 この状態はいろんな意味においてイデオロギーをも超越しもはや宗教に近く、素人にはおすすめできない。 他の社会人と学生の方には自薦ながら「就職活動をはじめるキミに捧ぐ、正しい新聞の読み方」のほうに習っていただきたく切に願いたい。

次。

教員はそんなに立派なのか??? ■今日の”つっちー”■(2009/4/2)


「私たちの手作りの性教育に」「不当介入した」と言う。 手作りだから正当化されるとは、聞いたことが無い論理だ。

このパターンは言うなれば「殴ったね...親父にもぶたれたことないのに!」的な考え方に近く、そう考えるとある意味ほほえましい。

だって、聞いたことが無いのは当然だろう。なぜなら「知的障害者向けの性教育の教材において既製品のダッチワイフと手作りの人形とのどっちが正当かNGか?」なんていう話はそもそも誰もしていないから。誰もそんなとこ論点にしてないから。

ところで、件の日記群から話がそれるのだが、 土屋敬之 イオンド大学 - Google 検索といったキーワードで検索すると、 面白黒歴史を発掘できたりもするのですがそれはまあアレですよ。ええ。

さて、最後にまとめ。

嗜好やら偏りやらは誰しもあるものだ。そして代議士というものは人より一歩前に出て書いたりしゃべったりするのが重要な商売のひとつである。その言動が右でも左でもどっちでもよい。ただ、石破茂(いしばしげる)ブログぐらいの絶妙なバランス感覚や三段論法の基本や例の示し方などを養わないと、いや、養う気がないのなら、ネットはやめておくか、はてな匿名ダイアリーにでも書いてなさいってこった。 (謝れ!それは増田君に謝れ!というツッコミは甘んじて受ける)

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