アニリール セルカン氏 本人とその取り巻きによる想定どおりの反応。一方、日経は容赦なく発進。

こんにちは。週刊ネタ帳です。先月お知らせした、東大の助教(昔で言う助手)でオリンピックのスキー選手で宇宙飛行士候補のアニリールセルカンさんという日本語ペラペラで話し上手のトルコ人の経歴が全部ウソで、ただの遊び人でしたという件。とうとう日経がスッパ抜き記事。 とりあえず名前を伏せてはいるものの。

東大の30代男性助教、業績論文の存在確認できず 不正の疑い NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース 2009-11-09

東京大学工学系研究科の30代の男性助教が、自らの業績として発表している学術論文の中に、他の研究者の論文の著者名がこの助教の名前に換わっているものや、存在が確認できない論文が複数あることが9日、関係者らへの取材で分かった。文部科学省も不正の疑いを把握し、東大に通報。東大も採用時の業績に捏造(ねつぞう)があったかどうかを含め、事実関係の調査に乗り出した。

 この助教は2003年に東大で博士号(建築学)を取得。05年まで、任期付き研究員として独立行政法人「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」に所属していた。JAXAは9日までに、JAXAの03年度年次要覧に記載された助教の研究発表11本を調べ、4本について「存在が証明できない」などの理由で削除した。

 JAXAによると、4本のうち1本は、米国土木学会に所属する論文の著者名が、助教の名前に換わっていた。(16:00)

さらに今週の「お前が言うな」コーナーは、11/8(日)に大阪某所で予定通り開催されたらしいセルカンカレッジという私塾の講義室からの中継です。

さるさる日記 - Parrot Diary

■2009/11/08 (日) セルカン・カレッジ(3-0)

 今日は、晴れてたけど、11月って思えないぐらい暑かったです。

 会場もクーラー入ってました。

 15分ぐらい遅れてスタート!

 テーマのお話の前に、進行役のTさんから連絡が。
 こういうのって初めて!

 なんと!

 最近、セルカン先生の情報がインターネット上に書き込まれてて、それは、Tさんたちも知らなくて驚いてるところ、ってことでした。

 で、集まってる人のために「事実無根ですので、安心してご参加ください」って話されてました。

気の毒だが、セルカンの立場的に公式な所属である東京大学や、公式な所属だった(らしい)JAXAや、その他もろもろの当事者による公式な調査結果なりコメントなりが出るまでの間は、神輿の担ぎ手も「事実無根」で押し通すしかない。 そりゃそうだ。でもね、キミがかついでる神輿に乗ってる人物の経歴そのものが事実無根。っていやだからそれが事実無根って(以下無限ループ)

こないだも書いたとおり、筆者個人的にはウソつき本人の断末魔はどうでもよくて、その周囲の人に本当に同情する。周囲の取り巻きが、ウソの片棒を担いでしまっている。いや、ウソの片棒を担がざるをえない状況になってしまっているわけだ。 セルカンカレッジとかいう私塾(6回の講義で6万円也)の主催は「offce 11d」なる、Webサイトも何も用意されてない謎の会社なんだが、カレッジの費用の振込先口座の名義がとある女性名なんだそうな。進行役のTさんてその人でないかね。「宇宙エレベーター」だかなんだかの編集を手伝った人らしいが。office 11dが「11次元」を意味するのだとすると、セルカンを専門にマネジメントする会社のつもりなのだろう。法人名義の銀行口座を作るのは(出来立ての会社だと)けっこう面倒なので、とりあえず社長とか役員とかの個人口座で取引するのはそう珍しいことじゃない。

それから、こちらの方も巻き込まれたクチだが、興味深い会話が乗っている。「昨日の企画プロデューサーの方に今後の対応と事実調査を相談しましたが、、 現在のところは、事実とその詳細についてはまだ分からないということです。 問題指摘のサイトは個人的な怨恨によるものであり、いったん風評については 無視してほしいとのことでした。そのため、ミーティング時での問題提起は避けました。」 誰を信じていいのか分からない状態にうっかりほおりこまれたようで、お気の毒です。

さて、「彼(彼女)を否定することは、今までそれを信じていた自分と自分の行動を否定することだ」 というのが詐欺師にひっかかった人間が自身の正気を保つための精神的防御反応だというし、 もしも取り巻きがそういう精神状態に陥って「事実無根」をお客さんに訴えているのだとしたら、本当に、気の毒だ。

そして最終的に誰もがこう思うのだ「まったく、なんでこんな奴と関わっちゃったんだろう。もう忘れたい。」ご愁傷様です。

ありがとうございました|アタチュルクのブログ 2009-11-08 00:44:09

セルカンに裏切られた気持ちでいっぱいで、このブログを始めたけれど、言いたいことは言ったので、あとは大学等からの判断を待つことにします。 正直、怒るのに疲れてきたのでもういいやと。 詐称追求blogなどで証拠はいっぱい出ているし時間の問題だと思うので。

読んで下さり本当にありがとうございました。

see also:

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ywcafe.net/mt/mt-tb.cgi/1015

トラックバック

» アニリール・セルカンのガイドライン from 建築・現場の歩き方
■アニリール・セルカンのガイドライン ヤバイ。セルカン、ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。 セルカン、ヤバイ。 まず経歴詐称。もう... 続きを読む

コメント

はじめまして。「セルカンの周りの関係者の想定通りの反応」に魅かれてお邪魔しました。
私は静岡講座を受講していますが、このニュースを今週火曜日に知ってからは、とてもショックを受けました。外国人で日本語が達者で、東大の準教授で、多数の素晴らしい経歴をもつ肩書きにすっかり騙されてしまいました。
ただ、第一回の講義で酒もたばこも大好きということを強調しており、それで宇宙飛行士になれるのか?という素朴な疑問はありました。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)


画像の中に見える文字を入力してください。