ど素人によるど素人のための富士山登山ガイド前編:スケジュールに関する7つのポイント

筆者は登山家でもアスリートでもなんでもない。でも仲間と富士山登ってきた。実は二度目。

素人には素人なりのなにかが残しといたほうがいいかなと思って、ちょっと書き残しておきます。 計画(スケジュール)、装備、やってはいけない、の三部作の予定ですが予定は予定に過ぎません。 それから、「オレ、山岳部出身なんだけど、トーシロがいい加減なことはくんじゃねーぞ」とか言われても断固としてスルーします。めんどくさい。ww

では計画(スケジュール)編から話を始めましょう。

Q:富士登山のすべてを決めるのは何か?
A:6割の天候と3割の装備(を買うカネ)そして1割の思い切り(のよい撤退)である。

富士登山がいい思い出として残るか、二度と行くか!という悪夢に終わるかは、たったこの三つの要素で決まります。 「富士山に登らないバカ、二度登るバカ」と揶揄されるゆえんはこのへんにあります。

要するに、天気さえよければジーパン、Tシャツ、スニーカーの小学生が登れちゃうのです。

が、ほんのちょっとでも天候が悪いと悪魔が舞い降りて死の恐怖すら感じることになります。俗に言う「寝たら死ぬぞ」というやつです。そこで戦力の決定的な差を見せてくれるのが装備というものです。

しかしどんなにカネをかけた装備であろうとも、より大いなる自然の前にはやはり無力です。いまどき天気予報なんてケータイからいつでも見れるんですから、アメダスがちょっとでも黄色とか示してたらとっととあきらめて御殿場アウトレットモールでお買い物でもして帰りましょう。

どの登山口から行くか?

実は筆者は須走口からしか登ったことがありません。それも昼間ではなく夜から上り始めて一気に頂上まで行く徹夜登山。山小屋?なにそれ。

「なんだよ!オレ普通に昼間に富士宮から登ろうと思ったのに!」という方はここで読了してくださってもかまいません。とにかくそういう前提で。

富士山には登山道がいくつかあります。一番人気があるのは富士宮口。ほぼ6合目付近という、一番標高の高い位置から登り始めることができるため、天気がよくて体力がある人は4時間台で頂上までいけるらしいです。 そのほかの登山口はどれも5合目がスタートです。須走口は東名高速の御殿場インターから近く、下山のときは砂走りといってなだらかな砂地になるため比較的足腰が楽です。子供にもおすすめ。 富士宮口は登りも下りもゴツゴツした岩場なので結構きついようです。

理想的なのは、登りはスタート地点の標高が高い富士宮口、下りは足腰に優しい須走口、というルートですが、マイカーで行く人には無理な話ですね。マイカーじゃない人は可能だと思います。ツアーでよければそういうのもあるのかなあ?知りませんが。(ツアーは人数が多くなりすぎるぽいのであまりおすすめしません)

スケジューリング全般

とにかく筆者は、夜に登り始めて途中or頂上でご来光(日の出のこと)を見てそのまま下山するという、突貫プランしかやったことがありません。山小屋も泊まったこと無い。 登山道の話につづきスケジューリングもまた限定的な話で申し訳ないっす。ww

とにかく以下「徹夜登山」を前提に話を書きます。

駐車場はすぐ一杯になる

これ重要です。須走口の駐車場は夏休みの金曜日の夜19時の段階で満車になります。土曜日はもっと早いのかもしれません。他の登山口でも似たようななものなのでしょう。

須走口五合目の駐車場に入れなかった車は早い者勝ちで路肩に停めることになります。ごく一部区間を除いて駐禁は取られませんのでご安心を。とにかく遅くなればなるほど道路の下のほうの路肩になるので、ひどいときは高度的に3,4合目あたりから登るのと同じということになります。このハンデはでかいですのでどうにかして仕事の都合をつけて早めに行きましょう。

車の中で仮眠する

駐車場所のために早く到着したからといって、例えば18時に登り始めたら夜中の零時前後に頂上につく計算になります。夏場のご来光は午前4時半ごろなので、待ってる間に心が折れたり凍死したりしないようにするにはかなりの重装備が必要になるでしょう。

しかしそこまでやりたくない人がほとんどだと思います。車の中で仮眠してスタート時間を調整しつつ、ついでに少しでも体力を温存しましょう。まわりの車もみんなそうですから、眠れなくてもお静かに。

21時または22時ごろ、登山開始!

登るのにかかる時間は個人差ありまくりですが、筆者らは22時前に上り始めて8合目と9合目の間あたりでご来光って感じでしょうか。頂上でご来光を見ることにこだわりたい人はもっともっと早く出るしかありませんが、そういう人は始めから山小屋に泊まる段取りにするほうがいいんじゃないでしょうか。

恐怖の9合目渋滞

須走口、吉田口の最大の弱点がこれです。上のほうで登山道が合流してどっと人が増えるのです。そこへ、9号目以降の岩場の険しさが重なって、たった400メートルを登るのに1時間以上かかるような渋滞になります。眠いときのこれはマジで体力を削りますが、仕方ありません。 落石一発で十数人殺せるでしょう。フラついて倒れれば将棋倒しです。ガチで大惨事になりますので全力で耐えてください。

どうすれば9合目渋滞を避けれるのかはよくわかりません。昼夜問わず、土日ならしょうがないのかもしれません。

無事登頂、そして下山、そして温泉へ

登ったあとの温泉が最重要チェックポイント。ww 徹夜で富士山に登って下りて、間違いなくヒットポイント残高が残り少ないそこのお父さん!そのまま運転して家に帰る?!そんなに居眠りで事故りたいですか?

須走口から山中湖または河口湖までは驚くほど近いです。どっちにいっても1時間とかかりません。渋滞ポイントも特にないです。川口湖も山中湖も近辺に宿はいっぱいありますから、てきとうに予約しておきましょう。 そう、徹夜富士山のコツは、1泊目は徹夜で登山でご来光、2泊目は温泉旅館。これ最強。 天候が悪くて初めから登山をあきらめるケースでの保険的な意味合いにもなります。登山をあきらめた夜はアドリブでどうにかして、翌日こそ卓球温泉で楽しめばいいのです。 ただし山中湖近辺は温泉は少なくて普通の風呂の旅館のほうが多いようです。まあそのへんは予算見合いで。

チェックインはたいてい15時以降なので頂上でお鉢めぐり(後述)でもして下山もゆっくりめにして少し時間調整し、それでも早すぎれば5合目の売店(菊屋旅館だったかな?)でお昼ごはんでも食べてましょう。

中編(装備編)に続く。。。

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