やじうまWatchで・・・

ヴァー。 ついさっき配信されてきたInternetWatch(業界では超老舗の有料メールマガジン)で・・・

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20: デイリーやじうま
http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/
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■GREEに早く入りたいから、「GREE Night 2.0」に行く
http://www.gree.jp/
http://mag.gree.jp/2004/08/gree_night_20__.html
http://mixi.jp/
http://neta.ywcafe.net/000413.html
 ソーシャルネットサービス「GREE」のイベント、「GREE Night 2.0」が9月12日に 開催される。スポンサーが多数付いていて、会場は1,000人入る大箱が使われるよう だ。筆者のもとには、GREEのライバル「mixi」シンパの集団がコスチュームをそろえ て乗り込むぞ、という情報も届いている。当日は相当荒れそう、いや、盛り上がりそ うだが、筆者には、クラブとかいうところが敷居が高いので、チケットを買おうかど うしようか苦悩中だ。さて、ネットでも話題になっているだけに、まだGREEに呼ばれ ていない人だって気になるものだ。「Webビジネスコンサルタントのネタ帳」のオー ナー氏もそんな1人で、「GREE入ってないんですけどチケット買ったんで来ちゃいま したあははよかったらあとで招待メール投げてくださいね作戦」を遂行するらしい。 早くGREEに入りたいなら、これも手だよなぁ。
あの・・・まじで単なる衝動買いにはじまったことなんですが。。。

チケット衝動買いしちゃったんで誰かgree誘ってください

とりあえず先に要点を言っちゃうと、 GREE Night2.0のチケット衝動買いしちゃったんでとりあえず誰かgreeのお誘いメール投げてくださいお願い。 (27日追記:まじで予想外に沢山の方にinviteしていただきました。ありがとうございました。)

たいした動機はないです(と聞いて気を悪くされるユーザーの方がいたらすいません)。 Web界ではSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)というものが 最近はやってるらしいのは知っていたが、 「すげぇ!」と感動するほどのものは感じていなかったというのが正直なところ。 でもまあやってみないことにはわからないと思ってorkutとかやってみたが、結局使わなくなってしまっていた。 以下の記事にあるようなことを自分も無意識に感じたのだと思う。

なぜSNSは使われなくなってしまうのか
(CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド 2004/7)
ただorkutはアメリカ製で基本が英語なんでアレだよねってのも大きかった。 もしやるんなら、やはり仕事でもない限りは、日本語ベースのサービスであることが 必要だろうとは思っていた。greeとかmixiとか。

そんななか、RSSリーダ上にgreeがまたイベントやるとの情報がちらほら。 で、今日たまたま近所のファミリーマートに立ち寄ったら、 なにやらTOTOとかチケットとか買えるらしい端末があったんで、 そういえばと思い出し、ためしに「グリー」って入れて検索してみたら見事ヒットして、 なんとなくそのまま買ってしまったという次第。

ただ、当日会場に乗り込んで 「gree入ってないんですけどチケット買ったんで来ちゃいましたあははよかったらあとで招待メール投げてくださいね作戦」 も悪くないかなと思っている(笑)。自分で言うのもなんだが人見知りはしないほうだし。

筆者がgreeに興味を持った理由は、SNSであるということとは別な理由が大きい。 それは、一人でやっているプロジェクトであるということと、 その人物のスタンスに興味というか共感を覚えたからだ。 個人に対して勝手な評論や分析を言うのは趣味じゃないのだが、 greeの開発者さんは、Webが、チラシやテレビCMや雑誌の同類ではなく純粋に問題解決ツールでしかないことを本能的に悟っている人なのではないだろうか。

そのあたり、詳しい話や思うところはまたの機会に改めて書くことにしよう。

内製か?外注か?

自社のWebサイトをどのように制作、管理すべきか、悩んでいる担当者も多いだろう。

コンテンツの更新やCGIプログラムの修正を 社内の担当者がコツコツとやるのがいわゆる内製。 社外のWeb制作会社やシステム屋に仕様を伝えて作ってもらうのが いわゆる外注

内製と外注、どっちでやってゆくべきか? 意地でも内製でやるべきだと筆者は思う。

  • そんなヒマない?→徹夜してでもやりなさい。
  • HTMLもperlもPHPもわかんない?→石にかじりついてでも勉強するべき。
  • 外注に丸投げしたほうが楽?→その費用対効果に満足してますか?
  • 「アウトソーシングの有効活用とともに他社とのアライアンス戦略でカバーする・・・」 →アウトソーシングの結果はノウハウの空洞化。 アライアンスの実情は単なる烏合の衆。 そもそもヨコ文字でごまかしてうまくいくほどWebの世界は甘くないので とっとと撤退したほうがいい。

外注に頼んでWebサイトをつくらせた。 あとでページの一部に3行程度の文章を書き足したいと思った。 外注に「1ページ○○円です」と言われた。 「3行足すだけなのに金取るのか?」と文句を言った。 しかし外注業者もビジネスなのでタダでやるわけにもいかない。 (プログラミングで動的に出力するタイプのWebページだと、 プログラマーを稼動させることになる。なおさらタダでやるわけにいかない。) 「細かいことは次のリニューアルのときまとめて直しましょう」 とナアナアの決着となった。結局Webサイトの更新は停滞したまま・・・。 こんな不毛な膠着状態は誰も幸せにしない

ちょっとした修正くらいは自分でやれるようになるべきだ。 どうしても絵心が必要な画像処理や どうしても複雑なCGIプログラムを外注業者に投げ、あとは内製すればいい。 少々素人くさいデザインになってしまったとしてもそれは本質ではないので 気にしなくていい。素人くさいデザインなのに驚くように売り上げてる例なんて 例えば楽天市場などでもめずらしくもない。

自分でやってこそWebのなんたるかを学ぶことができる。 自分のサイトでやりたいこと/やるべきことをハッキリとつかめるようになれば、 外注先と共通言語で話せるようになる。 外注を使う費用対効果も推し量れるようになる。 外注される側も成すべき事がハッキリしてかえって仕事をしやすくなるだろう。

もっと慣れてくれば自分で詳細な仕様が書けるようになり、 自分でプログラマーやデザイナーに指示が出せるようになる。 そうなればしめたもの。外注ではなく派遣のプログラマーを 自前で雇って自社内でWebサイト構築プロジェクトを進められるようになる。 外注に頼むよりさらに低コスト高品質で、 運用やコンテンツ更新でも融通が利くサイトができるだろう。

「自社の要求/要件を安く満たしてくれる最良のWebシステム屋/Webデザイン屋はないものか・・・」 と探し続ける人は少なくない。 しかし、それが青い鳥であることに気づいている人は、自ら学ぶ。 どちらが最終的な勝者となるかは言うまでも無い。

see also:
社長!気は確かですか?そんなやり方でIT導入を行えば絶対に失敗しますよ!(2004/11)
サラ金の利用者とショッピングモールの出店者の共通項(2006/1)
ショッピングモールというビジネスモデルの寿命はそろそろ尽きる論について雑感(2006/4)

「トップへ」というテキストの必要性 − 後悔しないためのWebデザイン

どんなWebサイトでもたいていはWebページの左上あたりにロゴマークがあり、 それはトップページへのリンクになっていることが多い。 これはもはや、ユーザー側から見てもWebデザインする側から見ても、 ほとんど暗黙の了解となりつつある。

ところが、筆者は少なくない数の人から次のような話を聞いたことがある。

○○というホームページの商品のアドレス(URLのこと)を メールで教えてもらったのはいいんだけど、他の商品もあるのかな〜と思うんだけど、見れないんだよね。 アドレスの商品番号らしきところを手で1ずつ変えたりしてるんだけどね。
そのサイトでも常に左上にロゴマークはあり、 そこを押せば必ずトップページに戻れるようにはなっている。 しかし、初心者(特に中高年)はそれにすら気づかない!

トップへ > 上位カテゴリ > 下位カテゴリ >
のようなテキストによるパンくずリストを書くのは ナビゲーション性の向上などという高尚な理由だけではない。 そもそもテキストでないとわからないユーザーに対する救済でもある。

2連覇のタワラちゃんより3連覇の野村でしょ

夏休みなんで脱線してオリンピックネタなど。

柔道の日本選手に関する報道のされ方に毎度ながら疑問。 2連覇の谷選手より、 3連覇した男子60kg級の野村のほうがよほどすごいと思うのですが。

こういうところに日本のマスコミの偏向性がうかがえる。 すごいやつはすごいやつとして称えようよちゃんと。

アフィリエイトの承認率が低い(キャンセル率が高い)理由

特に楽天での商品売買において、 アフィリエイト経由での売り上げに対する承認率がかなり低くなってきている (≒キャンセル率が高くなっていきている)という話が、 アフィリエイト広告を掲載しているサイトの運営者の間で話題になっているらしい。 いろんなサイトやらblogやらBBSやらで話はでているのだが、 ひとまず以下を参照。

楽天アフィリエイトをとりまく妙な噂

この話題については事情通の人には今さら感があるようだが、 恥ずかしながら筆者は最近知った。 ひとまず、「アフィリエイト経由の売り上げに対する承認率」 というのはどういうことか、説明しておこう。

アフィリエイト用のリンクをクリックすることで、 トラフィックゲート社などのアフィリエイト運営業者のシステム (あるいは楽天アフィリエイトのようにECサイトの自前のシステムかもしれないが) に足跡を残しつつ、ECサイトなどの商品ページに誘導され、 「買い物カゴに入れる」ボタン→決済画面・・・ というふうに見事購入に至ったとしよう。 しかしそれだけで自動的にアフィリエイトが成立しはしない。 もしかしたらその直後に「間違えた!」とか言って注文がキャンセルされるかもしれない。 あるいは店舗側のミスでうっかり在庫が無い商品を売ってしまったかもしれない。 実店舗では無い商品は売れるはずもないのでなかなかあり得ないが、 通販の世界ではたまにあることだ。

そのため、通常は、Webサイト上の「購入確定」の画面に至っただけでは アフィリエイトは成立させない。 品物を発送し、宅配の荷物追跡などで顧客に届いたところを見とどけた時点、 あるいはクレジットカード会社などから代金が回収できた時点で、 店舗側が「このアフィリエイト取引を承認する」旨をアフィリエイト運営業者の システムに入力する。それではじめてアフィリエイトが成立し、 アフィリエイトリンクを載せていたWebサイトの運営者に何がしかの報酬が支払われる 。

通常の通販であればキャンセル率はせいぜい1〜3%くらいだ。 しかし、それ以上の確率で、店舗側が「アフィリエイトを承認しない(=キャンセル)」と システムに入力するケースが明らかに多いのだ。 それがこうした不満や疑惑を呼んでしまっている。

憶測が憶測を呼ぶ的なことはできればしたくはないのだが、 Web関連の技術屋として思い当たるふしはあるにはある。 そこで一応、予測される理由をひとつ書いてみよう。 というのは、楽天が複数のアフィリエイトシステムを使っているがゆえの 当然の結果かもしれない、ということだ。

断っておくが、以下についてはまだ筆者の仮説にすぎないということを 念頭において読んでいただきたい。

ある1人のユーザーが、あるひとつの商品について調べているとしよう。 商品の種類にもよるが、検索エンジンにヒットするのはやはり楽天の商品である場合が多い。 ヒットした順に上から10サイトもたどれば、 そのうちのいくつかは必ずアフィリエイターによる商品紹介サイトだろう。 それらをたどっているうちに、 複数のアフィリエイト用リンクをクリックしてしまうだろう。 あるサイトはトラフィックゲートのアフィリエイターかもしれない。 あるサイトはバリューコマース、またあるサイトは楽天アフィリエイトかもしれない。

最終的にそのユーザーが楽天での購買に至ったとしよう。 しかし、そのユーザーは複数のアフィリエイトリンクをクリックした記録を持っている。 トラフィックゲート、バリューコマース、楽天アフィリエイト。 3社(=3アフィリエイター)にそれぞれ報酬を支払うのか?否! そんなことをしたら粗利益が吹っ飛んでしまいかねない。商売にならない。 したがって、 (おそらく)最後にクリックされたアフィリエイトリンクの持ち主に対してのみ報酬を支払い、 そのほかのアフィリエイトは非承認(=キャンセル)にせざるを得ない。 これが、注文した客がが「やっぱりいらない」と言ったわけでもないのに アフィリエイターにはキャンセルとして報告されてしまう理由だろう。

楽天の商品に限っての話だが、トラフィックゲートやa8.netなどの (楽天から見て)サードパーティのアフィリエイト業者と、 楽天独自のアフィリエイトシステムである楽天アフィリエイトを比べると、 楽天アフィリエイトのほうが承認率が高い(=キャンセル率が低い)という話もあるようだ。 これを「楽天が、自社サービス=楽天アフィリエイト=のアフィリエイターだけを 不当に優遇しているのではないか?」と見る向きがあるようだが、 これにも、ある理由が考えられる。

楽天の商品に対してアフィリエイトリンクを張っているアフィリエイターは、 はたしてどのアフィリエイトシステムを使っている人が一番多いだろうか? 確証は無いが、おそらく、楽天アフィリエイトのユーザーが一番多いだろう。

ある1人のユーザーが、4つの楽天アフィリエイトのリンクをクリックし、 1つのトラフィックゲートのアフィリエイトリンクをクリックしたとする。 最後にクリックされたのが楽天アフィリエイトのリンクだったとすると、 トラフィックゲートのアフィリエイトはキャンセルされるだろう。 では残り3つの楽天アフィリエイトもキャンセルされるのだろうか? 否!キャンセルの必要がないのだ。なぜなら、 最後にクリックされた楽天アフィリエイトの記録によって それより前のクリック記録が上書きされるだろうからだ。 同じアフィリエイトシステムを使っているのなら、 そのCookieの発行の仕方やデータベースの更新方式に そういう融通を利かせることは、技術的にそう難しくはない。 ということは、3つの不運な楽天アフィリエイターのもとには、 キャンセルの記録すら残りようがない。

つまり、アフィリエイトシステムのシェアは楽天アフィリエイトが大きいだろうという仮説と、 Cookieを上書きできるのはそれを発行したのと同じWebサーバだけというCookie一般に言える標準仕様は、 楽天アフィリエイトのキャンセル率は相対的に下がる(下がって見える)という結果をもたらす。

いかがだろうか。念のため改めて断っておくが、以上の文章はまだ筆者の仮説にすぎない。 アフィリエイトの承認システムを実際に見た上でのことではない。 しかし真相がどうであれ、こうした疑惑や疑念が持ち上がってしまう以上、 楽天に限らず全てのアフィリエイト業者は、 そのシステムにおいてなんらかの対策をとらなければならないだろう。

もしかしたら、アフィリエイトの非承認という行為を「キャンセル」という 言葉でひとくくりにしてしまっているのがまずいのかもしれない。 だとすれば、「本当に顧客の都合によるキャンセル、返品」と、 「複数の競合アフィリエイターが存在するので一人を残してキャンセル」という 二つの入力選択肢を用意すれば、手っ取り早くなんとかなるのだろうか。

以上はあくまで筆者の仮説だ。 そんな単純な話じゃないとなれば、難しい。 完全に解消するには、あらゆるアフィリエイトサービス業者が互いにリアルタイムに 情報を交換する必要があるかもしれない。それは現実的とは言えない。 しかも問題はアフィリエイトというマーケティング的な過程だけに限らない。 商品情報の掲載から注文、到着、代金回収までの全ての過程に関わってくるかもしれないのだ。

さらに、Webのほぼ全ての前提となるHTTPとCookieの標準仕様は、 策定されてから既に10年を経ており、 当初の想定がまったく及ばない使われ方をしている。そろそろ限界だ。 XML-RPC、SOAPなど、より完全で代替できそうな技術仕様はいくつかあるが、 それを実際に使えるソフトやハードが普及するには、まだ時間がかかる。

メールアドレスが正しいか確認する方法

結論から言うと、Webページ上のフォームやあるいは紙の上に記入されたメールアドレスが正しいかどうかを 機械的に正確に確認するには、 そのメールアドレスにメールを一本送って実際それが届くかどうかをもって確認する以外に方法はない。 単純な事実なのだが、これをあえて無視するかのように、さまざまなチェック方法を模索し、 結局不完全に終わり無駄なコストをかけてしまっているWebサイトは少なくない。

過去の記事「メールアドレスを間違える確率(2003/12)」 でも書いたように、Web上のフォームにメールアドレスを入力する際に間違える確率は意外に高い。 ECサイトや製品サポートサイトなどではこれの対処に意外と手間を取らされているだろう。

しかし、よく採用されている/採用しようとされる以下の方法はいずれもおすすめできない

2つのメールアドレスの入力欄をつくって2回入力させる方法 (ベリファイチェック方式)

一つ目の入力内容をコピーアンドペーストで 二つ目の入力欄に入れてしまうユーザーは意外と多いので無意味。 そもそも自分のメールアドレスを間違って覚えている人も、 これまた不思議なくらい多い。自分の携帯電話の番号をはっきり覚えていない (携帯を見ないとわからない)のと似たようなものなのだろうか。 そういう人は何度入力させたところで当然間違う。 そもそも、入力欄が無駄に増える=入力する気が失せる、の法則で、 ろくなことにならない。

プログラミング技術的な手法

perl言語などでは、以下のようなモジュールがある。
search.cpan.org: Mail::CheckUser - check email addresses for validity
このperlモジュールはメールアドレスとしては無いはずの文字が含まれていないか チェックしたり、ドメイン部分(@の右側)でDNSのMXレコードを 検索してちゃんと存在するドメインかどうかチェックしたり、 相手のメールサーバーに接続してそのユーザーが存在するかどうか 事前に問い合わせてくれる、というものだ。

あるいはこんなものすごい正規表現プログラミング手法もある。
メールアドレスの正規表現
ここまでくるともはやわけがわからない。 少なくとも筆者はこれを使う気にはなれない。(笑)

いずれにせよ、こうした技術的なアプローチも不完全だ。
  • 例えば筆者のメールアドレスが watanabe@example.com だったとして、これを書き間違えて wwatanabe@example.com(wが一個多い)と書いてしまったとしよう。 (メールを実際に送ってみる以外の方法で)自動的にこの間違いを見つけだすことは、 どのような技術を持ってしても不可能だ。
  • DNS検索は、ネットワーク遅延で時間がかかったりDNSサーバの混雑や不具合によって うまく検索できないケースが、しょっちゅうではないが日常的にある。 (普通のメールサーバはそういうときには少し時間を置いてから改めて検索を試みる、 ということを勝手にやってくれるので一般には気づかない)
  • 相手のメールサーバに直接接続し、SMTPのVRFYコマンドや RCPTコマンドで問い合わせることでメールアドレスの真偽を調べることはできる。 しかし、昨今では、SPAM対策やプライバシー保護の観点から VRFYコマンドにまともに応答するメールサーバーはまれである。 RCPTコマンドに対しても、コマンド受付時点ではどんなメールアドレスであっても 受け入れてしまう場合があり、それではメールアドレスの正確性チェックの意味を成さない。

以上にあげた方法論は、方法論自体に欠陥や不足がありすぎるので、 それを実際にWebシステム上に実装することは無駄なコストと言わざるを得ない。 気休めという意味では無駄ではないかもしれないが。

だからこそ、最近では 「実際にメールを一本送って、それが届くようならそのメールアドレスは正しいはずだ」 という、単純だが一番確実な方法論を用いているWebシステムが多い。 Yahoo!の各種のサービスにおける「メールの認証」というものがそうだ。 freemlなどの メーリングリストサービスでも、

メールアドレスの入力→いきなり登録
ではなく、
メールアドレスの入力→確認メールの送信 →確認メールに書かれたURLにアクセス→登録完了
というフローになっている。 freemlはこれを「本人以外の人物によるML参加登録を防ぐために」やっていると説明しているが、 実は入力されたメールアドレスが本当に正しいものかを確認する意味もあってのことなのだ。

ただし、ECサイトなどにおいてこのようなワンクッション置く方式を採用するのは難しいのかもしれない。 現にアマゾン などはメールアドレス入力→いきなり登録、というフローになっている。 確認メールを受け取らないと注文手続きを続けられないようでは使い勝手の面で難があるからだ。

データベースに蓄積されるメールアドレスの正確性を採るのなら ユーザーサポートの手間を省けるがユーザーの手間は少し増える。 メールアドレスの正確性を捨てるならユーザーの手間は減りWebサイトの使い勝手は向上するが メールアドレスが間違っているケースに対処するためのサポートの手間が増える。 ジレンマだ。

アマゾンのような「いきなり登録式」の場合、 いざそのメールアドレスにメールを送ったときに、 エラーとして返ってきた場合の対処をいかに自動化できるかがコスト低減のカギになる(とは言ってもやれることは限られるが)。 長くなったのでそのへんの話はまたの機会に。