「楽天・三木谷氏の胸のうち」という記事がいい感じ

筆者的には下の二つの記事に激しく同意だ。

楽天・三木谷氏の胸のうち(1)~巨額の時価総額が生み出した焦りが引き金
楽天・三木谷氏の胸のうち(2)~ネットとテレビのシナジーに経営統合は必要ない
(nikkeibp.jp - ニュース解説 2005/10)

ちょっと古い話になるが、amazonの創業者ジェフ ベゾス氏は2003年6月の講演で次のように語っている

ベゾス氏はAmazonの株価は6年で1.5ドルから20ドルに上がったと話す。 「しかし、その途中には113ドルというのもあった」と同氏は聴衆の笑いを誘った。
Amazon.comのベゾスCEOが語る、e-コマースの極意(ITMedia 2003/6)
まるで「113ドルというのは意味の無いバブルな数字であって、 何の気にも留めてないよ」といわんばかりだ。 過去6年で1.5ドルの株価が20ドルに上がって何の文句がある? 「聴衆の笑い」はそうしたベゾスの示唆に対する理解と同意を示している。 (アマゾンの株価の動きはこちら、ついでに楽天はこちら)

ジェフ ベゾスに関しては、いつまでたってもアマゾンが黒字計上しないことについて 「いったいいつになったら黒字になるのですか?」と聞いたインタビュアーに 「それは証券アナリストにでも聞いてくれよ」と答えた逸話も有名だ。

バブル調になりがちな周囲の動きなど目もくれずにまい進するアマゾン。 一方で妙に焦る楽天。 楽天の出店者や社員がアミダラだとすると、アナキンとパルパティーンは誰?

10月23日の逆引き不能はAPNICのトラブルだった

23日の日曜日、知人が仕事で管理しているサーバーがエラーを吐いたそうだ。 警報鳴らしまくりというほどでもなかったのだが、一応調べてみると、DNSの逆引きを必要とするアプリが「逆引きできないよー」というエラーを吐いていたらしい。

hostコマンドでやってみると、確かに逆引きできなかったそうだ。 自分のところのDNSサーバの障害かと思ったが(そうは見えなかったようだが)、サーバの管理者がつかまらず、しょうがないので必要な情報を/etc/hostsファイルに直書きして暫定的に乗り切ったそうだ。(その程度の回避策で済む話でよかったね)

翌日判明した原因は以下のとおり。

逆引きネームサーバの障害について
(社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 2005/10/24)
なんとおおもとの逆引きDNSサービスのダウン!。JPNIC(つまり日本)に割り当てられているIPアドレスの逆引き全てに、ほぼ丸1日、影響があったらしい。

これは、泡を食ったサーバ管理者や業者の方々は多かったんじゃないだろうか。 代表的な例では、DNS逆引き設定されているIPからのメールしか受け付けないような設定をしているメールサービス業者は、ユーザーからのメール全てが拒否されて配送されなかったはずだ。たとえばこことか

注:

  • 正引きとは、 www.example.com → 192.168.1.100 のような検索のこと。
  • 逆引きとは、 192.168.1.100 → www.example.com のような検索のこと。

デジャブ?→楽天とTBSとAOLとタイムワーナーと

楽天は時間外取引で村上ファンドから株を買っただとかなんだとか、 ライブドアとフジテレビのときの一件(2005年春頃)とやり口がまるっきり同じな気が。

それはともかく、ネットとテレビの融合だとかいう話がまた飛び出してバブリーな香りでもしだすのかと思いきやそうでもない。

そういえば昔どっかで聞いたような話だよなあと、この一件↓を思い出した人も多いことだろう。

米AOLと米タイム・ワーナーが合併、インターネット戦略を強化 (ASCII24 2000年1月)
巨大メディア企業と巨大インターネットプロバイダの結婚!と、当時やたらもてはやされたこの世紀の合併は、5年後のいまでは企業合併の失敗の典型例として語り草になっている
「AOL」が消える--米タイムワーナー、社名変更で本業回帰に拍車 (CNET Japan 2003/9)
元会長のS・ケースが「AOLタイムワーナー」の合併失敗を語る (CNET Japan 2005/1)

楽天とTBSが経営統合?よくわからない。珈琲はおいしいし一方で紅茶もおいしいがその二つを混ぜるとおいしさ倍増!なんてことはありえない。

しかしなぜかそういうことを夢見てしまう人々は多いらしい。深い策略でもあるのか単に目が泳いでいるだけなのかしらないが、とにかく歴史は繰り返す。

タイトル変えました

と、いうわけでタイトルを変えました。 案をくださった皆様、どうもありがとうございます。

やっぱりシンプルイズベストってことで。

このブログのタイトル変えたいのですが

このブログのタイトルを変えようかと思ってます。 ずいぶん前から思ってたんだけど、そろそろ本当に変えるかと、突発的に。

  • 現在の「Webビジネスコンサルタントのネタ帳」というタイトルはネットバブル華やかなりし頃に筆者が実際にコンサルタント的な仕事をしていた頃に書いていたメルマガのタイトルの名残りである。
  • しかしながらもう完全にエンジニアとして仕事をしはじめてずいぶん経っているので現実と合わない。
  • コンサルタントと書くとさもエラそうっぽくてなんかいや。(だったらはじめから・・・以下略)
  • そもそもタイトルとして長すぎるのでは?(もっとシンプルなタイトルのほうがよい気がする)
なんかよいタイトルないでしょうか? すごく期待してるわけではなくまあ気長に募集です。

「Webシステムとデザインのネタ帳」とか思い浮かんだのですが、 まだちょっと長い感じだしなんかインパクト無いというか・・・。うーん。

ロボットのアクセスが激しくてログ解析が。。。

検索エンジンなどのロボットによるアクセスが最近急に激しくなっているという話を某所より聞いた。なんでもそのサイトではGooglebotが1分あたり20回以上のペースでアクセスして来るらしい。 過去に書いた記事の頃はそれはありえなかったのだが。

Googleアドセンス広告を貼っている場合には通常のGooglebot以外にもGoogle-Mediapartnersロボットがかなりの頻度で来る(そしてそれはおかしいことではない)はずだし、Googleのロボットは他にも何種類かあるらしいのだが、それにしてもここ1,2ヶ月の間に急に増えたそうだ。 msnbotやYahoo!Slurpからのアクセスも断続的に激しいらしい。

実際のところ何が起きてるかはよくわからない。しかし、ここ数年(たぶん今後数年も)は検索エンジン業界は各社のせめぎあいの真っ最中なわけだから、こんな現象が起きてもそう不思議に感じる必要はないのかもしれない。

ただ、こうなってくると普通のアクセスログ解析による数値ではその読み方にかなり注意しなければならなくなってくるだろう。やった!総PVが先月より10%も増えた!と思っていたらよく見たら増えた分はほとんどロボットのせいでした、なんてことが十分ありうる。一方では「ロボットが来てくれないよ~」となげくWebサイトもあるのだが。(see also: つまり検索エンジンも?や=を嫌う − 動的ページと静的ページ(3))

はてなプレスリリース - はてな、月間ページビュー4億突破 といった記事もあるが、よく読むとロボット率が18%もある。逆にそうしてロボット率をはっきり提示するという姿勢も、ネット業界の状況をよく知っているはてな社ならではと言える。

なんにせよ、「わが社のWebサイトは月間○○万PVあります!」という謳い文句も眉唾ということだ。