ドコモがiモードID通知機能を3月末から提供開始らしい
softbank端末のUserAgent情報に含まれる端末シリアル番号、au端末でのHTTP_X_UP_SUBNOリクエストヘッダで取得できるEZ番号、に続いて、ようやくドコモでも似たような機能が出ましたよ、という解釈でいいのだろうか。
ドコモの請求書に同封される冊子の抜粋(PDF形式)より:
2008年3月31日より、お客様がサイトを閲覧する際などに、 iモードサイト提供者に対してiモードIDが通知される場合があります。
- iモードIDは、携帯電話番号とは異なるランダムな英数字の組み合わせにより 構成されているものであり、メールアドレス、氏名などのご契約者情報は含まれていません。
- iモードIDは、お客様が閲覧するサイトに対してお客様を識別する目的で通知されます。
- お客様の利便性を考慮し、初期設定についてはiモードIDを通知する設定になっています。 お客様がiモードIDの通知を希望されない場合は、 お客様ご自身で通知しない設定に変更していただく必要があります。
- iモードIDの通知に関する設定は、iモードからは 「iMenu>料金&お申込・設定>オプション設定>iモードの設定・確認>iモード通知設定」 より変更が可能です。
- お客様が利用されるサイトによっては、iモードIDの通知を行わないと 利用できない場合があります。
今までのドコモ端末にはそんな機能がなかったのかというとそうでもなくて、
iモード対応HTMLタグ一覧 : utn属性 | サービス・機能 | NTTドコモ
- 本属性をAタグもしくはFORMタグの中に追加すると、アクセスした携帯電話の製造番号をサーバに送信します。
- ただし、utn指定時のアクセスについては、その都度利用者に対し確認画面を表示します。
てな感じで、いちいちタグに埋め込まなきゃならなかったり、いちいち確認ダイアログがポップアップしたりで、いまいち使い勝手が悪かった。utnじゃないやり方で同じことをできなくもなかったのだがその機能は iメニューに名を連ねるいわゆる「公式サイト」にだけ提供されていた。
今回のこの措置によって、勝手サイトがさらに構築しやすくなるんじゃなかろうか。URL上へのセッションID埋め込みに加えてゲートウェイ側IPアドレスしばりと端末番号までをも組み合わせれば、Webアプリ的なセッション管理がラクに(かつ安全性をたもちつつ)書きやすくなる。
あるいは、いわゆる二重会員登録や二重注文などの問題の抑制といった意味での本人確認にも利用できるだろう。
| au | ソフトバンク | ドコモ(3/31から) | |
| 端末or契約者毎にユニークな情報 | EZ番号(昔はサブスクライバIDと呼ばれていた?) | 端末シリアル番号 | iモードID |
| webサーバ側での取得方法 | HTTPリクエストヘッダとして送られてくるHTTP_X_UP_SUBNOフィールドで取得できる (参考:KDDI au: そのほかの技術情報 ユーザーエージェント) | UserAgent情報に埋め込まれている (参考:ソフトバンク ユーザーエージェントについて) | 取得方法がまだわからない。どっかに情報転がってないかな? |
see also:
追記:
ドコモ、ログインの手間をはぶくユーザー識別機能「iモードID」 (ケータイWatch 2008/2/27)
iモードIDそのものは、ランダムな英数字で、メールアドレスや氏名など個人情報は含まず、仮に漏洩したとしてもクレジットカード番号のように直接的な悪用はできない。携帯電話番号に紐付いて発行され、番号変更などがなければ、1ユーザーに対して1つのiモードIDという形になる。
(中略)
iモードID開始日となる3月31日には、同社の開発者向け情報提供コーナー「作ろうiモードコンテンツ」内で仕様が公開される予定。対応機種は全てのiモード対応端末となっている。なお、これまでユーザー識別の方法として提供されてきた、utn属性の取得や端末製造番号通知機能は、iモードID登場後も引き続き利用できる。
だそうです。端末の製造番号毎じゃなくて電話番号毎にユニークなIDということになるのが auやソフトバンクと違うところ。仕様そろえろよ。。。っていうか、それってプライバシー的にもどうなのよ? 機種変更であればときどきするけど、電話番号の変更/契約解除/再契約ってそうそうやらないと思うんだけど。
さらに追記:
公式な声明が出た→重要なお知らせ : 『iモードID』の提供開始について | お知らせ | NTTドコモ (2008/2/28)
