パスワードをハッシュ化(暗号化)保存することを法律で義務化するくらいのことが必要だと思う

大げさだろうか。でも大げさとは思えないくらい、今の状況はおかしい。 おかしいという意識がWeb屋にもマスコミにも行政監督者にも無いという状況はもっとおかしい。

ヤフオク「ID乗っ取り」で不正出品、被害は5000件に (Internet Watch 2008-09-26)
ヤフオクでID乗っ取り5000件 ヤフー、不正出品の被害補償へ (ITMedia News 2008-09-26)

上のように報道されている、2008年夏に発生したこのコンピュータ犯罪(不正アクセス禁止法違反)の流れはこうだ。

  1. たくさんのユーザーがヤフーのWebサイトでユーザー登録する。好きなようにYahooIDとパスワードを設定する。ヤフーのサービスの中でもヤフーオークションを使いたいひとはさらにしかるべく手続きをする。(手続きなしでいきなりヤフオクを使える例外もある)
  2. たくさんのユーザーはヤフー以外のWebサイトでも同じようにユーザー登録する。アマゾン、mixi、楽天のような有名サイトから、小さな化粧品販売サイト、アウトドア用品販売サイト、絵本販売のサイト、、、、人によって好みのサイトは違うが、とにかく数え切れないぐらいだ。それらサイトでのIDとパスワードをやはり好きなように登録できるとして、IDはともかくパスワードはヤフーで使ったパスワードとまったく同じものを使ってしまう人が非常に多い。違うパスワードを使い分けるのは面倒くさい、記憶するのが大変、という理由で。ただしその行動は「パスワードを(ここではヤフー以外の)第三者に教えてはいけない」というごく一般的な常識に反する行為である。 このことに気づいてない人が多いようだけど、実はこれが事件の原因その一。
  3. それらヤフー以外のWebサイトでは、パスワードをハッシュ化(暗号化)して保存するという、コンピュータ技術的には本来必ずやるべき処理をまったくやっていないケースが多々あり、そういう処理や方針が必須という意識すら無いWebサイト運営者や技術者が同様に多々存在する。 結果として平文のパスワードがそのまんまデータベースに蓄積されてゆく。これが事件の原因その二。
  4. SQLインジェクション攻撃やその他種々の不正な技術手法によって、ヤフー以外のWebサイトで、ユーザー情報が数万人とか数十万人といった単位で丸ごと漏れ出す事件がここ数年で続発した(事例については後述)。上に述べたようにそこには住所氏名クレジットカード番号のような情報だけでなく、そのサイトでのユーザーIDやメールアドレスそしてなによりも、平文のままのパスワードが含まれていた。これが事件の原因その三。
  5. 犯行グループは、いろんなサイトへの不正アクセスでまんまとかき集めた大量のユーザー情報をもとに、他人のヤフーIDとパスワードを使ってヤフーオークションに偽ブランド商品を出品した。オークションシステム使用料金は当然そのIDの持ち主に請求された。 正直言って効率のいい犯罪手法とは思えないけど、中華系DQNの行動なんて読めるものじゃない。
  6. 犯行グループはヤフーIDをどうやって知るか?だが、
    • どうやってもなにも、ヤフー以外のサイトで使っているIDが実はヤフーIDとまったく同じであることは多いだろう。
    • たとえばアマゾンのように、ユーザーIDの概念が無くメールアドレスをID代わりに使っているケースであっても、たとえばメールアドレスがabc@example.ne.jpの人は実はabcの部分がそのままヤフーIDであることが多いだろう。abc@yahoo.ne.jpというメールアドレスであればなおさらその可能性は高い。
    流出した情報をもとにすればこのようにしてYahooIDを容易に推測できる。そしてパスワードは同時に流出した平文のままのパスワードをそのまま使えばいい。 あとは数で勝負だ。もとの情報が何十万件もあれば、そのうち何千件かはヤフオクを使えてしまう=乗っ取り成立。

いくつかポイントを挙げてみよう。

今回のパスワード情報の漏洩元は何を隠そう「ユーザー本人」である。

一番最初に「パスワードを第三者に漏らしてはいけない」という厳守すべき一般常識を破ったのはユーザー自身に他ならないのだから、ここはきちんと認識しておくべきだろう。 「言いすぎじゃないか?かわいそうだ。実際のところパスワードの使いまわしはしょうがないでしょ?」という気持ちはわかるが、「しょうがない」なんていう台詞は通用しないのがビジネスであり世間の冷たさであり社会というものだ。

  • 10年前とは比べ物にならないくらい沢山存在するWebサイト
  • そうした沢山のWebサイトで同じパスワードを使いまわす人の存在
  • 事件がおきたサイト(ここではヤフー)からパスワードが漏れたんだ!と勝手に信じ込んで自分のブログやら掲示板やらにまことしやかに書くばかりでなく、最初に第三者にパスワードを漏らしたのは自分自身であるという非は認めないどころか気づきもしない人の存在

上のような書き方は反感を買うだろうが、しかしこれが現実だ。 そしてこうした人をもユーザーとして許容せざるをえないのも現実。 ユーザー認証という目的のためのパスワードという手段の限界と考えることもできるだろう。 しかしパスワード以外に安価で利便性の高い方法がなく、今後も多くのWebサイトでパスワード式の認証が使い続けられることもまた現実である。

さて、今回の着目点は以下だ。

20年前からある安全なパスワード管理手法を全く活用していないWebサイトが驚くほど多い。

ここで、はじめに説明した「三つの原因」をもう一度おさらいする。

  1. パスワードを第三者に教えてはいけないという一般常識に反して多数の異なるWebサイトのユーザー登録の際に同じパスワードを設定してしまうユーザーが多数いること。
  2. パスワードをハッシュ化(暗号化)して保存するという、コンピュータ技術的には本来必ずやるべき処理をまったくやっていないWebサイトが多々あり、そういう処理や方針が必須という意識すら無いWebサイト運営者や技術者が同様に多々存在すること。
  3. SQLインジェクション攻撃など、新種の不正手段(実は技術的には新しくもない手段)によってユーザー情報を数十万人単位で丸ごと流出させてしまう脆弱なサイトが多数存在すること。(予備軍含め)

1番についてはもうあきらめるしかないのだろう。無知なマスコミいやマスゴミがユーザーを責めることを許さないという状況もある。 3番については最近クローズアップされ、対策強化が叫ばれている。

しかし2番については、おどろくほどみな無頓着で、関心がなく、理解も焦りも無い。 パスワードというものは実はユーザーが入力した文字列をそのまま(平文のまま)データベースに保存するのではなくハッシュ化(暗号化)して保存すれば用を成すことができる。外部攻撃であれ内部犯行であれ万が一漏洩した場合でも平文ではないので乗っ取り犯罪の発生確率を極小化することができるのに。

案の定というか残念ながらというか、上の一連の記事を書いた4年前から現在に至るまで、状況がまったく好転していないどころか悪化している。数十年前からコンピュータの世界で常識的に利用されているはずのパスワード管理手法が、ここ数年急増した多くのWebサイトではまったくといっていいほど定着していない。定着していないことを指摘する業界人や業界マスコミすらものすごく少ない。絶望的な状況だ。

有名デパート「高島屋」が「21番目の店舗です」と胸を張るタカシマヤオンラインショッピング。 つい最近もファッションに特化した TAKASHIMAYA FASHION MALL(タカシマヤ ファッションモール)をこの9月にオープンさせた。ユーザー認証システムは本家のサイトと共通だ。新規会員登録をし、そのときパスワードを「7dk9icfr」にした。(注:本記事を公開する直前に変更済み) パスワードを忘れたことにして、パスワードリマインダというページから手続きをすると、次のようなメールが届く。

Subject: 【タカシマヤオンラインショッピング】パスワード確認メール
From: webmaster@takashimaya.co.jp
To: (筆者のメールアドレス)

ヤマダ様

この度はタカシマヤオンラインショッピングをご利用いただきまして、
誠にありがとうございます。

パスワードをお知らせいたします。
─────────────────────────────────
■パスワード
7dk9icfr
─────────────────────────────────
*このメールに覚えのない方は、お手数ですがメールにてお知らせください。

今後ともタカシマヤオンラインショッピングを宜しくお願いいたします。

タカシマヤオンラインショッピング カスタマーセンター
(以下略)

日経BPパスポートにおいてもまったく同じようにしてパスワード忘れ対応機能を使うと、こうなる。

Subject: [Nikkei BP passport ID等のご連絡]
From: scpp10@nikkeibp.co.jp
To: (筆者のメールアドレス)

================================================= NikkeiBP Passport ===

■ 日経BPパスポートからのお知らせ(ID/パスワードのご連絡) ■

=======================================================================

日頃「日経BPパスポート」をご利用いただき誠に有難うございます。
あなたのユーザーID、パスワードは、下記で登録されています。

     ユーザーID: (筆者のメールアドレス)
     パスワード: 7dk9icfr

このメールはインターネット経由で送信しています。
セキュリティ上、上記パスワードは変更されることをおすすめします。
パスワードは下記の「メンバー情報の変更」ページで変更することができます。
変更後のパスワードは、メモをとるなどして大切に保管してください。

日経BPパスポートの各種サービスへは下記からお進みください。
-----------------------------------------------------------------------
●メンバー情報の変更
https://passport.nikkeibp.co.jp/servlet/UpdateUserTopServlet
(以降省略)

タカシマヤの中の人も日経BPの中の人も、その他のサイトでも身に覚えのある人すべて、恥を知るべきだろう。

  1. お客様のパスワードをハッシュ化(暗号化)保存していないことを自らさらけ出している。
  2. 「えっ!?どこがいけないの?」と思っているんじゃないだろうか。おかしなことをやっているという意識がまったく無いと思われてもしょうがない。タカシマヤは純情無垢のお坊ちゃまだ。
  3. 日経BPの場合は、「セキュリティ上、上記パスワードは変更されることをおすすめします。」と書き添えてユーザーに責任転嫁すればOKと思っているところが逆にひどい。

こうした実態こそが「知らないことの恐ろしさ」あるいは「知らないということを知らない恐ろしさ」だ。

こうなってからパスワードの平文保存の怖さを学んでも後の祭りなんだよ?

65万件のID、メルアド、平文パスワードが流出したナチュラム。最後の一文に激しく同意。

パスワード管理は自己責任 - りょすけ?d 2008-8-11 

ナチュラムの個人情報漏洩事件ですが、パスワードが平文だったのかどうかの質問メールに対して、ようやく返事がきました。
お客様情報の暗号化につきましては、 性別、家族構成等、弊社固有の管理コードで管理されていた一部をのぞき 対象の期間当時、暗号化が施されておらず、 お客様の情報を預かる身として重大な欠陥であったと責任を痛感しております。 誠に申し訳ございませんでした。
まあ、平文だったそうです。 いろんなサイトでパスワードを変更中の俺・・・*1 Firefoxが覚えてるサイトだけでも100を越えてます・・・変更完了終わるのはいつになるやら・・・ 複数サイトでパスワードを使いまわすのはヤメましょう! って理屈はわかるんだけど、共通の使っちゃうよね・・・*2
(途中省略)
やっぱり個人情報保護法なんかで事業者はパスワードを平文で保存しちゃダメってことにして欲しいような

やはりパスワードの平文保存が裏目に出たサウンドハウス。9万件が流出。

「被害を隠すな」サウンドハウス社長が不正アクセス体験語る (Internet Watch 2008/6)

サウンドハウスによれば、攻撃者は、カード決済で使う本人認証システム「3Dセキュア」を導入しているゲームサイトにおいて、クレジットカード番号と、サウンドハウスのサイトのパスワードをマッチングさせて本人認証を通過。その後、金券や商品を購入してRMT(Real Money Trade)などのサイトで転売するなど、足が付かないかたちで換金していた。中島氏は「ここから先は推測」と前置きした上で、「金銭的被害者の大半は、サウンドハウスのパスワードとその他のパスワードを同一にしていた人」としている。

パスワードの平文保存の危険性をあとになって認識し細々と告知する化粧品屋さん。2万件が流出

不正アクセスに関するお詫びとお知らせ (オズインターナショナル 2008/5)

5. サイト、携帯、その他で「同一パスワードを使用している人」は2重、3重のパスワード管理が無意味になりますので、出来るだけ早く全て違うパスワードに変更することをお勧め致します。

その他もろもろ、不正アクセスでユーザーデータベースが丸ごと流出したことに気づいてすらいないWebサイトの存在も考えると、この65万件+9万件+2万件=76万件ですら氷山の一角いや1cmくらいかもしれない。

それから、ユーザーが入力したパスワードをそのまま画面上やメール上に書いてしまうというおまぬけなWeb屋さんならまだかわいい。しかし、

  1. データベース上のパスワードは平文保存のままのくせに、
  2. パスワード忘れ対応機能は「新しいパスワードを強制再設定」や「ワンタイムURLを使ったパスワード再登録画面」を使うことで、
  3. 自分の考えたパスワードが平文保存されているか否かをユーザー側からは見分けつかなくする。
という目くらましな逃げ道をとる輩は必ずいるだろう。

とにかく、パスワードを平文で保管するシステムを作ったり運用したりしている人間は、すごく恥ずかしいことをしているんだということを自覚するべきだ。がしかし、現場の良心に訴えてもカネと時間を与えなければ何も起きやしない。 しかもこの件は業界全体にわたってやらないと効果が薄い。

だからこそ、行政機関や業界団体の出番だと思う。 法律で義務化ってのは無理だろう。すくなくともすぐには絶対にできない。 だとすれば、いっそのことパスワードのハッシュ化(暗号化)保存のための仕様変更に助成金を出すことから始めるってのはどうだろう?

単なるばら撒きにならないように、仕様書や実機の確認とそのためのオブザーバーの派遣も助成の条件に含めるのがいいだろう。 わかっていても予算が下りなくて実行に移せない「中の人」による内部告発を奨励するのもいいかもしれない。

この「恥をしのんで正直に申し出た人にはそれを直すためのお金を上げます」っていう作戦は、 「にっぽんe物産市」(仮称)とかいうデジタルハコモノ行政にカネをばらまいたりするよりもよっぽどIT系産業に向けた税金の使い道として有意義だと思う。 社会不安を招くようなシステムや仕組みを退治するという意味においては、「モバゲータウンを健全サイトと認定します」「だからなに?」的なアリバイづくりよりも、ずっといい。

see also:

なお、はじめは、 一般ピープルな人にもわかりやすかろうと思って「ハッシュ暗号化」という単語を使っておりましたが、やめとけという声がやはり多いようなので、 「ハッシュ化(暗号化)」という単語に置換しました。なんでそんなまどろっこしい言い方に?という件については、 こちらの過去記事をごらんください。 あ。過去記事では「暗号化(ハッシュ化)」って書いてあることにいま気づいた俺。。。

GDOに不正アクセス。サイト改ざんされた模様。

とりあえず速報。

ゴルフダイジェストオンラインといえばあそこもそういえばIIS+SQLServerだったな。。。

追記:これ、、、、かな?(断定はできません)

2日の昼間はなんとか普通に画面見えてたのに、夜になったらこうなった。

モテる職業の奴がどういう行動をとるかというと。

筆者の友人で、 モテそうな職業=某儲かってそうな金融機関=の男がいるんですよ。 (話題のリーマンじゃないよ) ここでは仮にA君とします。

A君は言う。「なまじっか、億ションじゃないけどそこそこいいマンション住んで、いい車乗っていいスーツ着て男性向けエステ(エロじゃない)とか行ってちょっと高いクラブ(キャバクラじゃない)行くんだから、当然そこそこモテるんだよ。でもね、自分や自分の友達つながりの女性を、そいつらに紹介してやろうとは断じて思わない。俺の職場の男、女をアクセサリーとしか思ってないような奴が多いんだ。実際、俺もそうなりかけて、危うく踏みとどまった。」

いちおう断っておくが、A君自身は外見はフツーでちょっとだけ巨乳好きで、遊び人でもオタでもなくほどほどの女性経験のある、誠実ないい男です。

まあなんだ。サンプルデータがA君一人だけで言うのもなんだが、とにかく「モテる男」と「モテる職業の男」は似てるけどやっぱり違うと思う。

うーん。まったくもって話がまとまらん。 要するに、下のページを見たときにふとA君が言ってたことを思い出しただけなんだ。

日本でエンジニアが不足しているたった一つの理由として、下記のエントリではモテないからということが理由として挙げられています どうしたらエンジニアでもモテるようになりますか? - 人力検索はてな

中国の宇宙遊泳は捏造だ。北京オリンピックの花火が実はCGだったのと同じさ。

なんていう話を信じ込んじゃっているトンデモ君がチラホラいらっしゃるとのことで。

たしかに、北京オリンピックの花火のCGと少女の歌の口パクの件は記憶に新しいところだし、 最近だとメラミンでたんぱく質濃度を偽装だっけ? ともかくそんな感じの事件と同レベルに思っちゃってるんだとすればお気の毒いやお幸せに。変な宗教とかサイエントロジーとかスピリチュアルとかにどんどんひっかかってください。

個人的には上の山本さんという作家(小説家?)さんの言うことにかなり同意。

山本弘のSF秘密基地BLOG:続・「神舟7号の宇宙遊泳もなかったろう論」

アポロ疑惑や9.11疑惑の時もそうだったけど、こういうのって必ず、どんなに証拠を挙げようが論理的に説明しようが、絶対に納得しない人間がいるんだよねえ。
(中略)
多いのは、「プロが素人を『バカ』と罵るのはけしからん」(大意)という意見である。
 しかし、「宇宙で星が写らないのはおかしい」とか「光源どこだよ」などという、ものすごく初歩的な恥ずかしい間違いを、大勢の人の目に触れるところに堂々と書きこみ、それを根拠に他人を非難したり、プロに食ってかかったりする人間を、いったい何と呼べばいいのだ?
 もうひとつ、プロが素人を「バカ」と呼んではいかんというなら、素人がプロ(中国の宇宙開発関係者)を「捏造だ」と罵るのは許されるのか?

Gitはジットじゃなくてギット

という勘違いに気づいたのが俺にとっての最初の収穫。(苦笑)

Git(ギット)勉強会メモ - kinneko@転職先募集中の日記

すいません、ふざけているようですがこのメモは大いに参考になりましたと言いたかったんです。

消費者を守ることと消費者を子ども扱いすることの区別がつかない人々

野田聖子(あとで発足するらしい消費者庁のトップになる人?)とか、社民党の福島みずほ とかを初めとする、こんにゃくゼリーの件での一連のアホ政治家さんたちの言動は、ほんとうにいくらなんでも単細胞過ぎる。

こんにゃく入りゼリー販売禁止要請を検討…野田聖子氏(消費者行政担当相)

社民党OfficialWeb┃声明・談話┃2008年┃こんにゃくゼリーによる窒息死事故に関する緊急申し入れ

社民党は、今後ともかかる行政の不作為による責任を厳しく追及するとともに、こんにゃくゼリーによる窒息死事故の再発防止に向けて下記の緊急対策を執られるよう、申し入れをいたします。


1.こんにゃくゼリーの製造・輸入・販売の即時禁止すること

2.学童保育所、幼稚園、保育園などの児童福祉施設、高齢者施設などで、子どもや高齢者などに提供しないことの周知徹底すること

3.製造・販売業者に対する自主回収の指導すること

4.消費者の視点に立った実効性のある消費庁の設置すること

2番だけで十分だと思ったのは俺だけだろうか?

しかも4番の文章の存在があいまいすぎてがなんだか浮いてる気がするんですが。素人が書きなぐるブログじゃなくて政治家が出す正式文書なんだからもう少しなんつーか。。。

そもそもの話を意外と知らない人が多いようなので端的に書いておくと、今回の件は、

凍らせたこんにゃくゼリーを1歳9ヶ月の赤ちゃんに食べさせたら窒息して死んじゃったという事件をうけてのことである。

こんにゃくゼリーで幼児また死亡、のどに詰まらせ…兵庫 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

同センターによると、今年7月29日、祖母が男児に、凍らせたこんにゃく入りゼリーを食べさせようとしたところ、男児がのどに詰まらせた。病院に運ばれたが、9月20日に死亡した。

ママがダメって言ったのに小学生が勝手に冷蔵庫開けて食べたとかいうのとは次元が違う。 危険な食べ物なんていくらでもあるし、みんなそれを知ってて注意しながら食べてる。 赤ちゃんを失った家族が半狂乱になるのは無理も無いが、だからといって政治家のみなさんまで感情移入して発狂してアメリカナイズされたって世の中に与える影響はマイナス方向でしか無い。

「アメリカの電子レンジの取扱説明書には雨に濡れたネコを乾かすのに使ってはいけませんと書いてある」という有名な都市伝説が日本で伝説じゃなくなる日も近いんじゃなかろうか。

  • 餅をのどに詰まらせて亡くなる老人
  • アメ玉をのどに詰まらせてあわてて病院に担ぎ込まれる子供

それぞれ年間何百人もいるわけでしょ?そっちをどうにかするほうがよほど沢山の命を救えるよ。そうさ、

アメ玉と餅は製造禁止の方向でゴーゴゴー!

see also:

サイトごとに違うパスワードを!

公式な呼びかけページができたらしい。

サイトごとに違うパスワードを! - Yahoo!セキュリティセンター

最近、Yahoo! JAPANをご利用のお客様から「不正にYahoo! JAPAN IDを使われオークションに出品されていた」「ログイン履歴に身に覚えのないものがあった」など、IDの不正利用に関するお問い合わせを多数いただいております。調査の結果、「他サイトに登録しているパスワードと同一のパスワードを設定していた」ことが原因のひとつであることが判明しました。

んなこと言っても「他のサイト」はいっぱいあるから全部覚えらんねー! という気持ちはわかるがしかししょーがない。

パスワード漏れの例として犯罪者自身が立ち上げた懸賞サイトが例として書いてあるけど、 そりゃまあ、同業他社がシステム的な脆弱性を突かれての情報漏えいが元だという例は書けないよなあ。お役所でもないわけだし業界への影響とかいろいろ考え、、、、(以下略)

see also:

GMailが仕様を再変更。連続ドットや@直前ドットのアドレスへの送信を許可(対ezwebとdocomoだけ)

まとめると、

  • 2008-09-15ごろ以降、 GMailからはドコモやAUの連続ドット(RFC違反)メールアドレスにメールできなくなった
  • 2008-10-05現在、gmailおよびauoneメールにおいて、@ezweb.ne.jpと@docomo.ne.jpの二つのドメイン配下のメールアドレスに対してのみ、連続ドットや@直前ドットを含むアドレスへの送信が可能なように再度仕様変更されていることが確認された。
  • ちなみに@softbank.ne.jpとか@*.vodafone.ne.jpとかはこの措置の対象外。 大昔のvodafoneはともかくsoftbankは違反アドレスの取得を許可していないから当然といえば当然。

正しいか正しくないかという意味ではなく当面の混乱を避けるという意味で、Googleの行動は妥当だ。だが未来においてどうなるかはわからない。

メールの話を続ける前に、ちょっと違うケースの話をさせてもらいたい。今となってはなつかしくもある、2000年問題のときのことだ。

2000年問題のとき、問題を解決するためのあるひとつの手段があった。「時間もどし」である。 つまり、2000年になった瞬間からバグることがわかっているのなら、システムの時計を1990年あたりに戻せばいい、という手法だ。

オープン系のシステムはほとんど2000年対応済み、というよりそんなこと考えるまでも無いくらいのレベルの基本設計におりこみ済みだったが、いわゆる旧式のメインフレームやオフコンと呼ばれる類のものにはハード的orソフト的に「ヤバイ」ものがあったのだ。当時の不況では、予算の乏しい企業にとって時間戻しという手段は現実味をおびていた。

もちろん時間もどしは禁じ手のひとつだ。だって、そのあと誰がそんなシステムの面倒見たい?(笑) そういう理由あるし、そもそも多くの企業がそういう手段を選択してしまったら、 個別の企業だけの問題ではなく社会全体のシステムという意味でなんらかの混乱をきたしてしまいかねない。そうなったらもう、システム屋も各企業の情報システム部門も社会全体としても、まさに泥で縄をなうような暗い未来へようこそ!

だからこそ、少なくとも筆者の知っている限りでは日本国内のほとんどの有名どころのシステム屋あるいはハード/ソフト屋は、すべての取引先にこう宣言した。「時間もどしという手段を取ったシステムについて、以後の保守契約を打ち切るorサポート対象外とさせていただきます」 もちろんどの程度の例外があったのかは今となっては闇の中だ。

さて、話を現代の電子メールシステムに戻そう。 2000年問題ほど史上まれにみるレアケースな話と、今回の話はかなり違う。しかしITはIT。いや、ITに限らず、 一度例外を認めてしまうと以後はいわゆる「泥縄式の対応」ってやつが待っているかもしれないという点において同じだ。

auone-net.jpではいまだに連続ドットを含むメールアドレスを取得できてしまうの図

Gmailと同システムでやってるauoneメールでauone-net.jpドメインの違反アドレスに送ろうとするとやはりまだメール送信できないの図が下。 (下のキャプチャ取ったのは9月だが2008-10-05現在で状況が同じなことは確認済み。また、auoneメールではなく通常のGMailでやっても同じなことも確認済み。)

とにかくGoogleは@ezweb.ne.jp、@docomo.ne.jpの二つだけは対応するという選択を下した。 がしかし、このあとKDDIが「だったら @**.auone-net.jp」も頼む!とか言い出したらどうする気なのだろう?(笑)

ちなみに、知ってのとおりマイクロソフトはこの件に関して明確にNOを打ち出している。

インターネット標準仕様(RFC)というやつを無視した状態をインターネット上で長く続けるとどういう状態になってゆくか?という、1999年iモード登場以来おおよそ10年越しの壮大な実証実験を、今後も生暖かく見守ることにしよう。

see also:

「さっぱりわからない」

場の基底状態に作用またはハミルトニアンを不変に保つような対称性があり、そのうち自然が無作為にある状態(真空)のみをとることで真空の対称性が壊れる現象。 Cは荷電共役変換(Charge Conjugation:粒子を反粒子へ反転する)、Pはパリティ変換(Parity:物理系の鏡像を作る)を意味し、CPはこれら2つの演算子の積である。強い相互作用と電磁相互作用はCP変換の元で不変であると考えられているが、弱い相互作用による崩壊では、この対称性がわずかに破れている。

ノーベル賞表彰台独占おめでとう。

IPアドレスを基にエリアターゲティングを行う特許はJ-CASTが持っている

J-CASTが持つ隠れた“財産”:ITpro

IPアドレスを基にエリアターゲティングを行う特許は,実はニュースサイト「J-CASTニュース」を運営するジェイ・キャストが持っている(特許第3254422号「ウェブページ閲覧方法およびこの方法を用いた装置」)。

知らんかった。これは14へぇをさしあげたい。

HyperEstraierはそのネーミングの失敗により普及の機を逃している

mixiの中での検索を除く。

何年か前にHyperEstraierを試したことがある。 辞書を必要としないn-gram方式、にもかかわらずnamazuを大きく上回る劇速なインデックス作成。これに加えてP2P方式の分散処理、つまり複数台のマシンにインデックスを分散させるという、Googleがやってるみたいなことも可能。 半信半疑であれこれいじってみたが、ハッタリではなかったですごめんなさい本当にごめんなさいって感じで、すげえ奴もいるもんだとそら恐ろしさすら感じた。ちなみに作った本人はいまではmixiの中の人だ。

技術論じゃないところでつっこむのものなんなのだが、でも大切なことだから、あえて言おう。

ハイパー...までしか読めない...っていうか言いづらいんですけど!

よく聞かれる質問

Q. 「Hyper Estraier」はどう発音すればよいですか?

A. 作者は「ハイパーエストレイア」と発音しています。ちなみに、「estraier」は古いフランス語で「迷う」とか「はぐれる」とかいう意味の言葉ですが、本当の読み方はよく分かりません。

そりゃあGoogleだって初めは「...ゴーゴル?」だったわけだし、Yahooだって発音聞く前にロゴマークだけ見たときは「ヤホー?」って思ったよ。

でもね、人が口に出そうとする瞬間に頭に「?」が浮かぶ状態を長い期間続けてしまうのはまずいと思うんだ。純粋に、マーケティング的に。 このままほっとくのはあまりにももったいない。

ネーミングセンスとしてはnamazuのほうがずっとずっとよかったと思う。 でもnamazuはもうお疲れ様だから、筆者はこれからlucene(るしーん)かその発展であるsolr(そーら)をためそうと思ってる。 (solrもちょっと読みづらいけど)

ちょっと昔の記事だけど、 Web 1.0に学ぶ失敗しない法則--グーグルをつくれなかった男の話:コラム - CNET Japan (2006/6) っていうのを思い出したので、引用しつつこの記事を終える。

3.名前も大事

 「最初にGoogleという名前を聞いたときには正直参った。最高の名前だったからね。みんなこの名前に惚れたんだろう」(Culliss氏)

 つまらない名前の会社で鳴かず飛ばずで終わってしまった会社はいくらでもある。TeomaはAsk Jeevesに買収されてしまったし、DogpileはInfoSpaceの傘下に入った。WisenutはLookSmartに吸収され、Atomzは Web Side Storyに買収された。Yep.comはWeb Side Storyにも見放され、ラトビアの会社に拾われた。

 「Yep.comはすでにわれわれの製品ラインから外れている。今では思い出すこともないし、あまり話したくもない」(Web Side Storyの担当者)

see also:

民主党が大急ぎでマルチ商法とのつながりの痕跡を消しにかかってる件

asahi.com(朝日新聞社):前田議員、著書でもマルチ擁護 業界「ありがたい存在」 - 社会 (asahi.com 2008-10)

マルチ商法の業者から政治団体に多額の資金提供が明らかになった民主党の前田雄吉衆院議員は、業界擁護の国会質問を活発に繰り広げていた。「次代を担うネットワークビジネス」という著書も出した前田議員を、業界関係者は「ありがたい存在」ともてはやした。

という件。 実は筆者もこの件についてはほんの2ヶ月ほど前に記事にした。

松下新平(参議院議員、宮崎県)=マルチ商法を推奨する国会議員 (Web屋のネタ帳 2008-08-10)

健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟画像こちら) というマルチバカ一代同盟があるらしく、驚いたことに全員本当に国会議員。おいおいおいおいおいおいおい。

  • 事務局長 前田 雄吉[民主党 衆議院議員 比例東海ブロック(愛知6区)]
  • 松木 謙公[民主党 衆議院議員 比例北海道ブロック(北海道12区)]
  • 松下 新平[無所属 参議院議員 宮崎県選挙区]
  • 顧問 山岡 賢次[民主党 衆議院議員 比例北関東ブロック(栃木4区)]

うえにあるように健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟というページは見事に消されました。http://www.npu.gr.jp/ からたどれる全てのページで痕跡がすらのこっておりません。 やっぱ画像とって残しておくもんだなあ。(笑)

ちなみに、 ネットワークビジネス推進連盟(NPU) 沿革 というページは残ったままなので以下に全文引用しておく。頭かくして尻隠さず。(笑)

ネットワークビジネス推進連盟(NPU) 沿革 (画像こちら)

 ネットワークビジネス推進連盟は、ネットワークビジネスの研究家で翻訳家の形山淳一郎氏とシステム会社の日本ネットワークシステムズの内山公太郎会長が中心となって立ち上げた政治団体。2002年11月、発足した。その後、水面下で協力する国会議員を探していたところ、03年9月下旬、民主党副代表で衆議院議員(当時)の石井一氏が議員連盟を立ち上げ、名誉会長に就任した。就任にあたり、石井氏は「ネットワークビジネスは将来の日本の成長産業」と注目した。そして、議連の事務局長には前田雄吉議員(民主党)、事務局次長には牧義夫議員がそれぞれ就任。ネットワークビジネスの主宰会社への訪問を開始する。

会員社や個人会員が増えるなか、04年3月1日、前田議員が衆議院予算委員会の第七分科会で、ネットワークビジネスについての質問を行った。前田議員は、質問の中で「ネットワークビジネスを一つの流通のシステムと認知して、法を遵守した活動には、大いに育成していくという、プラス思考でとらえるべき」と発言。これを受けて、中川昭一経済産業大臣(当時)は「ルールが守られ、一定の要件がつくが、検討に値する」と答弁した。このほか、前田議員は経済産業省に対し、連鎖販売取引業界の実態把握を求めた。

 そして、04年5月には、山岡賢次議員(民主党)が議連の会長に就任。6月9日には、議員会館において、意見交換会を開催した。ネットワークビジネス主宰会社約35社、ディストリビューター合わせて約70人が出席し、活発な質疑応答を行った。

 05年2月28日、2年連続で前田議員が衆議院予算委員会の第七分科会でネットワークビジネスについて質問に立った。ここでは、前田議員が、引き続き経済産業省に対して、ネットワークビジネスの従事者と産業規模の実態調査を求めた。また、ネットワークビジネスを保護育成するための基本法の策定を要望するとともに、国民生活センターのPIO-NET(パイオネット)の苦情件数の判断基準のあいまいさを指摘した。

 06年3月1日には、3年連続して前田議員が質問。ネットワークビジネスの実態把握を求めたほか、連鎖販売取引の定義の見直し、前述した国民生活センターの苦情件数へは、「質問についてはカウントしない旨の周知徹底を図っている」との答弁を得た。

 そして、06年3月、経済産業省は初めて連鎖販売取引の実態調査を実施。前田議員がその報告書を入手。報告書では、ネットワークビジネス業界の年商は1 兆1,209億円、会員数は2,190万人などの調査が判明した。前田議員は、「今後も本格的な調査を求める」としている。

 06年7月、形山淳一郎理事長の逝去後、選任を進めていた新理事長に、日本シャクリーの元代表取締役社長の上野正安氏が就任。

 06年9月、衆議院議員 松木謙公氏(民主党)が入会。

 06年10月に東京(憲政記念館)、11月に札幌(札幌コンベンションセンター)にて、NPUとして最初のタウンミーティングを開催した。当ミーティングは、会員と議員連盟の先生方との双方向の対話を通じて情報交流を密にするものであった。 東京会場には300名以上の方々が参加し、盛況袖に終了した。

 また、07年5月には、主宰企業向けにセミナーを開催し、上野理事長からNPUの活動目的・活動状況の説明、議員連盟の先生方によるネットワークビジネスに対する思いや今後の国会での取り組み等が述べられた。そして、事務局から最近の法改正の動向が解説された。

 07年11月、議員連盟の新会長に民主党最高顧問の藤井裕久議員が就任。山岡賢次前会長は、公務多忙の為、顧問となった。

 07年12月、参議院議員 松下新平氏(無所属)が入会し、議員連盟は6名の議員となる。 現在に至る。

なお、筆者の過去記事にも書いたとおりだが、 マルチ商法は100%害悪である。

マルチの被害者は加害者であり加害者は被害者であるところが問題が表面化しにくい理由だ。その意味で、上記のバカ議員さんたちは同じく自分自身が加害者であることに、もしかしたら気づいてない可能性が高い。

だからといって「マルチ商法=人間関係を金に換金してる焼き畑農業=だとは気づきませんでした」などというう言い訳は国会議員サマについては断じて許されない。ねずみ講が本質的になりたたないものである以上は「健全なネットワークビジネスを育てる」という心意気自体がすでにもう詭弁なのであり「私はバカor詐欺師or人間関係を金に換金する焼き畑農業が大好きな人のいずれかです」と言っているようなものである。

こんなんだから自民辞めろと思っててもだからといって民主に入れる気が起きない。

see also:

芋掘り前に畑が強制撤去されるサマを保育園児に見せて泣かせる親の頭が保育園児並みな件

ずいぶん恣意的な新聞記事だ。まあ新聞記者なんてそんなもんだが。

野菜刈り取られ…涙ぐむ園児 保育園の畑を大阪府が行政代執行 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

どこがどういうふうに恣意的かという話は 保育園のイモ畑を潰した大阪府は本当に鬼畜なのか? - 狐の王国 を読むとわかります。

「おまえらもよく見ておけ、これが政治と経済の現実だ!」といって行政代執行の現場を高校生に見せたという話なら、うん、それもまたひとつの教育方針だよね、と大いに賛同したいところだ。

がしかし、わざわざ代執行の日に合わせてオトナが現場に連れて行って新聞記者とカメラマンの前で泣かせたのは高校生ではなく保育園児だった。 大人のエゴ的パフォーマンスに幼児を利用してるだけってことに気づかないのかね。 あ、新聞記者のカメラマンとも打ち合わせ済みですねそうですよね。

そもそも行政代執行の日に保育園の親(と子)をそこそこの人数集められたんなら、その前の日あたりにも集めることはできたんじゃないの?そんとき芋掘りしときゃいいだけの話じゃん。まだ芋がちっちゃい?いいんだよそんなもん、それこそ子供にゃわかりゃしない(笑) 文字も読めず意味がわかるはずもない子供に持たせるプラカード作ってるヒマがあるんだったら前の日に芋堀りしろよ。

悲劇のヒロインになったつもりになる直情的バカ親(特にママ)とそれをあおる保育園の人と政治的な思惑丸出しの新聞記者という構図。ありがちすぎ。

つまりこれは、「本当に守るべき対象はなんですか?」という本質を見失った保育園の人と親自身とによる直情的行動がまさに、幼児の心を守っていないどころか悲しませているという喜劇であり、なによりもそこが子供にとって悲劇である。。。。と社説にでも書いてほしいがそれはありえないのが今のマスゴミ。

追記:

なんだ、いわゆるプロ市民の方々でしたか。

see also:

その余白がもったいないと思う感覚とどうにかしようとするデザイン魂

たぶん今月(2008/10)の初めからだったんだと思うけど、楽天市場のトップページが微妙にデザイン変更されて、横幅が800pxではなく1024pxくらいをベースにするようになっている。 ページ上部の画像を見比べると違いがよくわかる。

変更前

変更後

でも正直言ってどうでもいい。Web屋としての筆者が気になるのは、1024ドットよりも大きな画面幅で見たときの左右の余白は結局残っているということ。下図の青枠の部分。

比較対象として、アマゾンのトップページを見てみよう。どんだけウィンドウが横に広かろうと、左右に余白なんかない。特に筆者が注目しているのは中央の商品の並びだ。

実はこの部分、HTML上は初めから5つの商品がヨコに並ぶように書かれている。 が、ウィンドウ幅が狭い場合は3つ、広い場合は4つ、5つと自動的に変わるようになっている。JavaScriptをオフにするとうまく作動しなかったところを見ると、javascriptでウィンドウ幅を測定してcssを自動的にいじって表示/非表示をコントロールしてるんだろう。よくできてる。

アマゾンこそ神!という話じゃない。こういうふうに、 「その余白、もったいなくない?」っていう自然な感覚とそれをなんとかしようとするWebデザイン魂を眼前にすると、 「横幅はやはり800px基準でしょ」とか「いやそろそろ1024px基準でもいいかも」とかいう議論自体がなんだかむなしいと感じただけだ。

ドリコムが作って楽天やライブドアが使ってる行動ターゲティング広告のカラクリ

これは面白かった。

行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか インターネット-最新ニュース:IT-PLUS (2008-10)

この記事で紹介されている「楽天ad4U」は、「ユーザーのブラウザー側で保有している履歴情報をもとにユーザーの嗜好を解析して、広告を配信するという仕組み」だという。これはどういうことか。筆者が調べたところ、ブラウザー側の欠陥を突くことによって閲覧履歴を取得するものであることがわかった。

 仕組みはこうだ。Webページのリンクは標準では青色で表示されるが、訪問済みのリンクは紫色に変わる。このリンクの表示色をJavaScriptなどのプログラムで取得することができれば、閲覧者が特定のサイトに行ったことがあるか否かを調べることができてしまう。

(中略)

楽天ad4Uの実際の広告を調べてみたところ、Flashオブジェクトの中に数千個の隠しリンクが埋め込まれており、JavaScriptによってそのリンクの訪問の有無を調べ、どんなカテゴリーのサイトに多く訪問しているかを集計し、そのカテゴリーの広告を表示するようになっていた。

よく調べてるなと思いつつ読み進めたら最後に高木浩光って書いてあった。どおりで。

記事の前半にある楽天ad4uについては、2008年6月にプレスリリースが出て「Cookie使わないって言ってるけどどうやってるのかしらん?」と思いながらそのうち特許広報でも探してみるかと思ってそれっきりだった。

なるほどたしかに、プライバシー問題もそうだけどそれ以上に、バグと認識されてるような動作=ブラウザあるいはHTML/CSS仕様の欠陥=に依存するシステム、いや、ビジネスってのは、どうかと思う。 ただしバグと認識しているのがFirefox(Mozilla Project)の中の人だけというのもこれもちょっと。現実はIEを使う人が9割超なわけで、MSはどう考えてるんだろ?そういやIE8もいまbetaテスト中だったな。

それからプレスリリースが出た直後くらいのスラッシュドット・ジャパン | 行動ターゲティング広告とプライバシー(2008-06)というスラド上でのいくつかのコメントにも同様の予測があり、ほぼビンゴだったことがうかがえる。特にこのコメント↓とか。

ブラウザに保存されているサイト履歴や検索履歴をユーザの許可無く勝手に取得しているように読める. これが事実なら,ブラウザの(履歴情報を取得される)セキュリティホールを突いたスパイウェアで確定なんだが, 単に広報担当が無知かつ日本語の能力が低いだけという可能性もあり得る.

それからどうでもいいけど、IEの閲覧履歴がexcelに残っちゃうっていう話もあったねそういえば(笑)→探偵ファイル~スパイ日記~/恐怖!あなたのネット履歴がぜ~んぶ丸見え!?/梅宮貴子 (2008-07)

なお冒頭に紹介した記事の後半は携帯の個体識別番号の問題の件で、それは前にも話題になって筆者も iPhoneと携帯契約者固有IDと複アカと青少年ネット規制によるケータイ闇ナベ狂想曲(2008-07)という記事を書いてるので手前味噌ですがどうぞ。

see also:

こんにゃくゼリーは徹底排除するけどゴミ屋敷は排除できない政治家

おばあさんが1歳9ヶ月の孫に凍ったこんにゃくゼリーを食べさせたら窒息して死んじゃった事件をきっかけに従業員70人の企業の売り上げの3分の2を奪って窮地に追いやりマンナンライフ社がある群馬県富岡市の税収の1割減を招く政治家がいて、全国に意外といっぱいあるらしい「ゴミ屋敷」を排除する指導や法律もつくれない政治家ってなんなのだろう。

腹が立ったので寝る。

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「ネットワークビジネス推進連盟(NPU)沿革」というページが削除された件

10/22夜22時現在で、消えました。案の定(笑) 先週に書いたとおりで、本文と画像は残しておきましたのでここにもコピーを置いとくよ。

ネットワークビジネス推進連盟(NPU) 沿革 (画像こちら)

 ネットワークビジネス推進連盟は、ネットワークビジネスの研究家で翻訳家の形山淳一郎氏とシステム会社の日本ネットワークシステムズの内山公太郎会長が中心となって立ち上げた政治団体。2002年11月、発足した。その後、水面下で協力する国会議員を探していたところ、03年9月下旬、民主党副代表で衆議院議員(当時)の石井一氏が議員連盟を立ち上げ、名誉会長に就任した。就任にあたり、石井氏は「ネットワークビジネスは将来の日本の成長産業」と注目した。そして、議連の事務局長には前田雄吉議員(民主党)、事務局次長には牧義夫議員がそれぞれ就任。ネットワークビジネスの主宰会社への訪問を開始する。

会員社や個人会員が増えるなか、04年3月1日、前田議員が衆議院予算委員会の第七分科会で、ネットワークビジネスについての質問を行った。前田議員は、質問の中で「ネットワークビジネスを一つの流通のシステムと認知して、法を遵守した活動には、大いに育成していくという、プラス思考でとらえるべき」と発言。これを受けて、中川昭一経済産業大臣(当時)は「ルールが守られ、一定の要件がつくが、検討に値する」と答弁した。このほか、前田議員は経済産業省に対し、連鎖販売取引業界の実態把握を求めた。

 そして、04年5月には、山岡賢次議員(民主党)が議連の会長に就任。6月9日には、議員会館において、意見交換会を開催した。ネットワークビジネス主宰会社約35社、ディストリビューター合わせて約70人が出席し、活発な質疑応答を行った。

 05年2月28日、2年連続で前田議員が衆議院予算委員会の第七分科会でネットワークビジネスについて質問に立った。ここでは、前田議員が、引き続き経済産業省に対して、ネットワークビジネスの従事者と産業規模の実態調査を求めた。また、ネットワークビジネスを保護育成するための基本法の策定を要望するとともに、国民生活センターのPIO-NET(パイオネット)の苦情件数の判断基準のあいまいさを指摘した。

 06年3月1日には、3年連続して前田議員が質問。ネットワークビジネスの実態把握を求めたほか、連鎖販売取引の定義の見直し、前述した国民生活センターの苦情件数へは、「質問についてはカウントしない旨の周知徹底を図っている」との答弁を得た。

 そして、06年3月、経済産業省は初めて連鎖販売取引の実態調査を実施。前田議員がその報告書を入手。報告書では、ネットワークビジネス業界の年商は1 兆1,209億円、会員数は2,190万人などの調査が判明した。前田議員は、「今後も本格的な調査を求める」としている。

 06年7月、形山淳一郎理事長の逝去後、選任を進めていた新理事長に、日本シャクリーの元代表取締役社長の上野正安氏が就任。

 06年9月、衆議院議員 松木謙公氏(民主党)が入会。

 06年10月に東京(憲政記念館)、11月に札幌(札幌コンベンションセンター)にて、NPUとして最初のタウンミーティングを開催した。当ミーティングは、会員と議員連盟の先生方との双方向の対話を通じて情報交流を密にするものであった。 東京会場には300名以上の方々が参加し、盛況袖に終了した。

 また、07年5月には、主宰企業向けにセミナーを開催し、上野理事長からNPUの活動目的・活動状況の説明、議員連盟の先生方によるネットワークビジネスに対する思いや今後の国会での取り組み等が述べられた。そして、事務局から最近の法改正の動向が解説された。

 07年11月、議員連盟の新会長に民主党最高顧問の藤井裕久議員が就任。山岡賢次前会長は、公務多忙の為、顧問となった。

 07年12月、参議院議員 松下新平氏(無所属)が入会し、議員連盟は6名の議員となる。 現在に至る。

なお、アドバイザーというページはまだ残されており、こんな感じになっております。↓

ネットワークビジネス推進連盟(旧:流通ビジネス推進政治連盟)/メッセージ/前田雄吉 (画像こちらこちら)

ネットワークビジネスに真面目に取組み、家計を助け、生計を立て、
汗して活動している多数の善良な方々がいらっしゃいます。
さらには、事業として取り組んでいる起業家や中小起業主も
増えつつあります。 また、優良でユニークな製品、そして、
ビジネスチャンスと収入の道を人々に提供し、法を順守しつつ、
安定した経営で長年にわたって納税義務を果たしている、
数多くのネットワークマーケティング企業が存在します。

ネットワークビジネスに関わっている人々の数と、
それがもたらす流通から生まれる市場規模は、
もはや政治が看過すべきではない大きな産業になっていると断言できます。
しかし、現在の日本の社会環境の中では、
ネットワークビジネスに従事する個人も、それを主宰する企業も、
共に、肩身の狭い思いを強いられているのが悲しい現実です。
この巨大な可能性を秘めた業態に対する法整備も法的視点も、
諸外国に比べて大いに遅れていると言えましょう。

私は、この観点から2004年3月1日の予算委員会分科会において、
政府の考え方をただす目的で質問に立ちました。
残念ながら、ネットワークビジネスに関わる人々の数も、その市場規模も、
政府としてはまったく実態が把握されていないのが現状です。

ただ、法を順守したネットワークビジネスは育成すべきだ、との質問に対し、
「一定の厳しい要件がつくが、検討に値する」との回答を得たこと。
さらに、今回の「特商法」改正のなかで、
ネットワークビジネスの中に「善良な」ものと「悪質な」ものがある、
という視点が生まれたことは、細やかながら業界にとって
一つの前進と言えましょう。
言うまでもなく、世界的に大きな広がりを見せている
ネットワークビジネスは、年齢も性別も問わず、
老齢者や社会的弱者にも就業の機会を提供するとともに、
納税義務を果たしている多数の企業と従事者が存在するという現実を、
政治が重視し新しい法律によって対応すべき時が来ています。

われわれは、政治の立場から、この業の社会的認知を高め、
さらには、新しい流通業として積極的に育成するべく活動していく方針です。
NPUの活動方針をご理解いただき、強いご支援を期待します。

  ◇ 前田 雄吉 公式ホームページ ◇

トカゲの尻尾ですね。わかります。

民主党 前田雄吉 離党 - Google 検索

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かわいくもイケメンでもない小倉氏が朝の番組の顔な理由がわかった

ときどき、まともなこと言うからだ。

それにしても野田聖子の短絡ヒステリックはどうかと思う。それからみのもんたはグロいからもともと嫌い。

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そろそろ本当に、小額金銭をネット上で気軽にやり取りできたらいいのにと思う

少しずつではあるけど、その方向に進んでることに希望が持てる。

PayPal、日本円でもマイクロペイメントサービス開始 (InternetWatch 2008-10)

金を取るために金がかかる - 収益とその回収コストのジレンマ (2006-06) で語ったように、ネット上での経済には小額決済のための低コストなインフラが必須だ。必須なのに、事実上、無い。っていうか、海外では広く存在し普及しているのに、日本ではとんと普及してない。しょうがないからみんな広告収入=Google Adsenseとか=に頼らざるを得ない。

いまさらなんだが、なんでPayPalは日本で普及しないんだろう?(2008-05) って思ったこともあったがその理由は結局、Yahooや楽天みたいな超大手の寡占が大きすぎるところに帰着するような気がしている。(*1) なんていうかな、一般ピープルの意識がそこまですすんでない、というか。(*2) 楽天ポイントとかYahooポイントとか、あるいはモバゲータウンのモバゴールドとか、そういった程度でネット経済の進化を止めてる場合じゃない。

*1 PayPalのサイトの日本語化がいまいち完全じゃないからだ、という指摘もまたわかる気がするのだが、そんなに変な日本語かあ?と言われるとまあそんな変でもないか、みたいな。

*2 正確に言うと「そんなネットの使い方もあるんだ?!みたいな人々の意識の進化を大手の寡占が止めてしまっている」って感じ。ただし大手の寡占なんてどこの業界にもあることなのでそこを打破すんのがビジネスってやつだろという話もある。

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ヨドバシドットコムのリニューアル失敗から学ぶべきたったひとつのこと

ヨドバシカメラの通販サイト「ヨドバシドットコム」が10/21ごろにリニューアルしたのだが、立ち上がりで見事に失敗したようだ。

ページ表示が激重でトップページの表示にすら1分近くかかる状態が1週間たっても改善できないという点と、サーバーがすいているであろう朝方に見るとまともに見れるが22時前後の混雑時間帯はまったくダメという点からすると、ネットワーク回線/機材の不備(サーバーやデータセンター移転の場合はよくある)ではなく、純粋にWebアプリケーションとしての性能が悪いのが原因と見ていいだろう。

DBサーバやAPサーバなどの設定値をひとつふたつ間違えてただけでしたってオチじゃね?とか、 いやそれなら1週間もあれば見つけられるだろとか、だとすればJavaのコードのどっかにおかしなsynchronized宣言でも入れちゃってるんじゃね?とか、 メモリバカ食いのオブジェクト/メソッドとかが紛れ込んじゃってフルGCしまくりなんじゃねとか、 キーになる社員が限界に達して失踪したらしいねシステム構築プロジェクトではよくある話だよとか、 キノトロープイントがかついでるパッケージソフトってFatwireじゃんこれCMS(コンテンツマネジメントシステム)であってECサイト構築パッケージとは似て非なるものでしょつまり油絵を書くプロジェクトに絵の具じゃなくてノミとトンカチ持ち出したみたいな?とか、 そもそもキノトロープ(とその関連会社)って90年代後半に雑誌関係から転進したWeb制作会社であってシステム屋じゃないんだからヨドバシクラスの巨大ECサイトのシステムを作らせたこと自体が間違ってね?とか、 httpのレスポンスヘッダを見るとSS_X_JSESSIONIDっていうクラスタ構成のWeblogicを使ってるときの独特のセッションIDクッキーが発行されているところを見ると本当にキノトロープがかついだCMSパッケージでヨドバシのサイトを作ってるぽいね、とか、 んじゃそのパッケージのスペック見てみるとデータベースにOracle使うのはいいとしていまどきAPサーバにWeblogicを使う意味がどこにあるのかよくわかんねーよTomcatで十分だろたぶんFatwireがJ2EE技術かなんかを使ってるのでサーブレットコンテナでしかないTomcatでは動かないんだろうけどいずれにせよ2008年現在の世の中じゃWeblogicなんてのは銀行や証券会社とか通信キャリアとかが徹底的に金をかけたシステム作りをするためのAPサーバであってECサイトごときにはオーバースペックでしょ要するにBEAに払うライセンス料が無駄、とか、 海坊主というかつまりシティハンターに出てくるファルコンが年を食うとこうなるみたいないかつい風貌のキノトロープのカリスマ社長(50歳前後?)によるときに優しく落ち着いた物腰ときにヤクザばりの威圧感を持ってくりだす独特のプレゼンテーションが古典的国内大手企業の役員クラスにはウケるんだよねそりゃそうだ2,30代の若造がカン高い声で「こんてんつまねじめんとしすてむとは!」なんて講釈タレたところで50代60代下手すると70代の役員クラスからするとバカにされたように感じてしまうのが団塊の世代の悲しきプライドなのさ、とか、 ああそういう感じのトップ営業だからベンチャー企業っぽいのに国内有名企業のサイト構築の実績が多いのね、とか、 うんそうなんだ2000年のITバブル時代にセブンイレブンとかNECとかソニーとか名だたる連合のなかにひょっこりと名の知れぬキノトロープが入り込んでセブンドリーム・ドットコムとかいう会社とサイトができたのはシステムは作れるけど絵心はまるでないオーソドックスでスーツなシステム屋としてのNECが当時唯一落ち着いたおっさんが率いている絵心の有る制作会社だったキノトロープに声をかけたのがきっかけだったんだよね実は、とか、 一方でヨドバシとかヤマダとか大手と呼ばれる家電量販店のほとんどがよく言えば悲しいくらい体育会系悪く言えばヤ○ザスレスレな体質だから予算とか納期とか要件定義とかメチャクチャだったんじゃね?ご愁傷様です、とか。

システムトラブルの原因なんてのはそれこそ千差万別で、起きてしまうときは起きてしまうし、起きてしまったものはしょうがない。キリがない。

だから、ここまでの話はすべてどうでもいい。すべて外野席の酔っ払いによる野次にすぎないので本当にどうでもいい。前置き長くてすまんね。

サイトの大小によらず、過去に集めたユーザーによるトラフィックがリニューアル後も継続して発生する前提において、Webシステムの基本的なアーキテクチャを変更してリニューアルする場合に、必ずやらなければならないたった一つのことそれは、性能試験である。負荷試験とも言う。

簡単なことだ。たとえばapache benchみたいな簡易ツールでも、トップページに集中アクセス浴びせたら平均何秒で帰ってくるか?なんてのは1分でできる。いろんなページに同時アクセスしたときにサーバのロードアベレージがどうなるか?なんてのも、たとえばそのへんのパソコン10台にapache入れてab.exeをいっせーのせで叩くといった原始的手法でもいい。少なくとも今回みたいな状況になることを事前に再現できただろう。そうすれば、リニューアルオープンを遅らせて既存システムを延命するなりしつつ落ち着いて対処できたはずだ。

もちろんECサイトは注文だとかなんだとかデータベース上でのトランザクション処理がからむ複雑な仕組みなのでApachebenchでの試験はあくまで簡易的なものにしかならない。変わりにapache jmeterなどを使うべきだろう。使い方はググればいくらでも出てくる。あるいは、性能試験専門の外注に依頼するべきだった。 もちろん性能試験用の環境も別に準備しておく必要がある。

たぶんキノトロープの海坊主社長かそれに近い立場の人間が後日談としてインタビューかなにかに応じたら「いやあ、負荷試験をまともにやるべきでしたの一言ですよ」みたいなことを言うであろう予想に5000カノッサ。