9割以上がID・パスワードを複数サイトで併用、野村総研調べ

誰もが気づいていることなんだが、やはりそういうことなんだよなと。

9割以上がID・パスワードを複数サイトで併用、野村総研調べ (InternetWatch 2009/6)

ID・パスワードの設定方法では、「いくつかのID・パスワードの中から選んで設定する」が66.7%を占め、「ひとつに統一する」(25.8%)と合わせると、9割以上の回答者がID・パスワードを複数のサイトで併用していることがわかった。

モバツイッターがAmazon EC2の人柱をやってくれている

注目したい。

本家twitterの公開APIを使って日本のケータイからついったーできる派生Webサービスを提供しているのがモバツイッター。開発者はpaperboyでカラメルというショッピングサイトを担当しているf-shinさん。いままで自宅サーバでやってたのをAmazon EC2へ移行を試みているらしい。(もう作業完了?)

クラウド、クラウド、って言うけれど、実際のところは使ってみなきゃわからない。 なのに出てくる事例といえばニューヨークタイムズで大量の過去記事のPDF化作業のためにAmazon EC2を使って数日でこなしたとかいう話だったりする(情報古いね、すいません、自分がそれほど情報追ってないだけかも)。それって一時的な作業の話であって、たとえばWebサイトのような恒常的なサービス提供の事例じゃないのでWeb屋としては参考になりにくい。

そういや、昨日のseasarカンファレンスでもひがやすお氏のGoogleAppEngine上でJavaでBigTable使って云々という発表を見るために教室の前の長蛇の列に並んでたそこのおまえ!、情報集めばっかしてないでまず自分でクラウドしてみたらどうなのよ。おかげであのあと大ホールのほうで比嘉さんに同じ発表をもう一回やらせることになったらしいじゃねえか。ご苦労様です。(自分はBigtabelは特に興味なかったので他の発表見てた)

とか言ってる間にモバツイッターがAmazonEC2に移行しようかなとのこと。 さっそく性能問題にぶち当たったらしいし、ナイス人柱。いや、そう言ってしまうのは若干失礼なのは承知だが、でも本当にこういう話はありがたい。月間100万PV単位の規模のWebサービスでEC2を使ってみたという事例はまだあまり聞かない(公開されてない)から貴重な実験体である。 まだ移行したばかり(作業中?)らしいので、落ち着いたら、どんな感じの構成、性能、使い勝手かなんて話が聞けたらうれしい。といっている俺がいちばん他力本願。すいません。

楽天が新卒を400名取るってのは

楽天、2010年度の新卒採用数を最大400名に上方修正:ニュース - CNET Japan (2009/6)

どう考えても会社規模に比べて多すぎ。 いかに簡単に人が辞めていく会社かってのがわかる気がする。 某リ○○○○みたいに辞めるのが当たり前に近い風土かつ辞めたあとのキャリアパスがわかりやすい(広告系とか)かつそれだけの給料やら準備金(退職金)やらが積まれてる、とも思えないし。Webってそこまで飯食えるほど裾野の広い業界じゃない。 中途半端に入って中途半端に辞めて起業!とかいったところでこのへんのページに並んで楽天の店舗のページ作り続ける側にまわるだけ、に30カノッサ。

モバツイッターの中の人がAmazon EC2の利用について語ってくれた件

さっそくいろいろと情報を公開していただけて、本当にありがたや、です。

F's Garage:そろそろモバツイがEC2に移転した話でも書くとするか。 (2009/6)

以下、読者としての感想など。

あるイベントで、EC2を活用されているHeartRailsの方にモバツイの構成をEC2に移転したらどうなるか?みたいな話をお伺いしたら、すぐ8万円/月ぐらいに構成になってしまう、と言われたのですが、大体、どんぴしゃな感じでした。

やっぱりなんだかんだいってそうなりますか。なるよなあうん。 それでも、性能比を加味したうえで同等のブツを一般的なハウジング環境などで組んだときの初期投資はもちろんいろんなコスト=固定資産がどうとか減価償却だとかそういう会計処理コスト含め=と照らすと、「買い」だと思えた。 もちろん、elasticなインフラ環境であるという点も大いに含めて。

また、DBサーバに共有エリアを儲けて、PHPのセッションファイルの共有を、WebサーバからNFS経由で読み込んでいます。経験上、セッションの共有にNFSを使って、あまり幸せになったことがないので躊躇しましたが、EC2のロードバランサー(筆者注:Elastic Load Balancingサービスのこと)が、L4レベルのものらしく、Stickyセッションなど同一のWebサーバに振り分けるような処理ができないようなので、モバツイのセッションはシンプルなので、まぁいいか、と。

NFSって安定してるんだか安定してないんだかわからないところが嫌ですよね。結局そこが単一障害点になりがちだし。かといってNFSをクラスタ構成でとか言い出すとキリないし。金かかるし。

そこで、mod_proxy_balancerってのはどうだろう。こいつのセッション維持も含めたロードバランシング機能はJava/JSP仕様向けではあるけど別にPHPやperlであっても普通に使えるはず。つまり、

Elastic Load Balancingサービス(によるL4レベルロードバランシング)
↓
apache+mod_proxy_balancer 1号機、2号機(どっちかに振られる)
↓
apache+perl/php(またはTomcat単体)1号、2号、3号、、、以下必要なだけ。
↓
DBサーバ群

みたいな。ただしこれをAmazon EC2上で組むと確実にインスタンス2個追加になる諸刃の刃。

結局、ネットとかwebとかはツールでしかない

以下、「マネタイズ」は収益化のことなのに、"hacks"と言うのはおかしい: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog(2009/6)より。 ミもフタも無いよなあ(笑)。でも真実。

結局、ここ二年のネット関連ビジネスで黒字化しているのは、ヤフーとか除けば物販依存かゲームのようにパッケージに対して相対的に安価なコンテンツぐらいしか利益が出ていないわけですよ。そうでなければ、クリック誘導もどきで顧客騙して広告クリッコさせるコンテンツあたりでしか利益は出ないでしょう。
だから、どうやって稼ぐか、つまりマネタイズをどうすればいいのかに関心が集まるんだろうけれども、大枠で言うならば、サービスは赤字でもいいから受託開発で稼ぐというカヤックの貧相な社長が言っていたようなアプローチしか考えられないだろう中堅以下は、というのが実情だ。だって一番利益率の高いところは受託開発なんだもの。しょうがないよね。それの営業をするには人を雇うか知名度を上げざるを得ないわけで、話題になるサービスをやって、それを名刺代わりに利益率の取れるビジネスを受注するという以外にどういう利益拡大策があるのかという話だ。

で、「結局、ネットとかwebとかはツールでしかないのよ」という書き出しでなんか書こうかと思ったんだが書き出しの一文の時点でなんか面白みがなさげだし、疲れたんで寝る。