太田昌孝氏がJANOGメーリングリストで放つ咆哮を見よ!

こんばんは。週刊面白人間ウォッチングです。最近このブログそんなんばっかじゃんというツッコミは甘んじてスルーします。

時をさかのぼること15年か20年くらい前。こんなことがありました。

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mohta は東工大の職員の太田昌孝のことで、ネットニュース上で数々の暴言を繰り返して相手にされなくなって、しまいにニュースグループの削除をするコントロール記事を出し、大勢の顰蹙を買った歴史上の人物。 それ以前の fj は性善説による運営がなされており、負荷は軽かったが同時に脆弱でもあった。彼以降は異常者がいても簡単には妨害行為ができなくなって(コントロールメッセージの認証)、多少ロバストになったといわれる。 それ以降もミニmohtaが大勢出てきたことを考えるとこの変化は歴史の必然であった。ネットワーク史の試験には必ず出ますからよく勉強しておいてください。

要するに、どこからともなく現れた見知らぬ彗星ではなくてそもそも周期的に現れるのが彗星ってものですよ、というオチを先に言っておきます。

さて。 JANOG=Japanネットワークオペレーターズグループという、日々夜なべしてルーターやDNSの面倒を見たりIPv4の在庫状況を心配したりLANの設計をしたりするような立場の方々の互助会みたいなものがありまして、その歴史はそのへんのプログラミング言語のコミュニティよりずっと古かったりします。

そのJANOGのメーリングリストが荒れているという噂(現場こちら)を耳にして、 それ去年の秋にもそんなことなかったっけと思いつつ自分のメーラーの奥をよく見てみたらjanog-MLと記されたフォルダの未読の数字が妙に大きい。これか。最近まったく読んでなかったし。

何が発端かなと思ってたどってゆくと、これ。

Date: Wed, 02 Jun 2010 19:38:20 +1000
User-Agent: Thunderbird 2.0.0.24 (Macintosh/20100228)
Content-Type: text/plain; charset=UTF-8; format=flowed
Content-Transfer-Encoding: 8bit
Subject: [janog:09528] IPv6 Deployment Monitoring Survey 2010
From: (伏せます)

皆さんおつかれさまです。。
昨年にひきつづき (以下今回の論旨と関係ないので略)
Date: Wed, 02 Jun 2010 19:46:59 +0900
User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.9) Gecko/20100317 Thunderbird/3.0.4
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Subject: [janog:09529] Re: IPv6 Deployment Monitoring Survey 2010
From: Masataka Ohta

(2010/06/02 18:38), *伏せます* wrote:

 読めない。メイルは、まともな文字コードで。
--
太田昌孝

たったこんだけ。。。

以降の1,2ヶ月とくに6月のMLの投稿量がいつもの2倍前後に膨らむわけですが、それがJANOG26という会合を来週に控えているせいであるかどうかまでの統計を取る気はない。

はて、この大量のメールのどこからどう紹介すればいいのやら悩んだのだが、いい方法を思いついた。メールのSubjectのつけ方にはその人のセンスというものが出る場合がある。 センスの無い人は必ず「Re: ほげほげ」になるし、気を使う人はときどきSubjectを変えるものだ。そこで、Fromが氏で、Subjectの先頭が「Re」でないメールという条件で抽出してみると、、、

このかぐわしさ、池田信夫級

そもそもcharsetがiso-2022-jpではないメールがメーリングリストに投稿されたせいでメーリングリストのアーカイブ(過去記事がWebで読めるやつ)が文字化けして読めなくなる?というのが氏の言う実害のうちのひとつだとするならば、多くのWeb屋はきっとこういうだろう。

担当者だれか知らんけど、あとでいいからサクっと直しといてよ。(アーカイブ作るソフトのほうを)

以上で本件は終了である。

しかし、いにしえよりWebはもちろんインターネットそのものをカタチづくったという自負を持つこうした方々にとっては、 IE6で動かないJavascriptを呪い携帯端末のブラウザの独自仕様と好き勝手な絵文字に振り回され暇人にゲーム供給して上場しクライアント様の思いつき案件に毒づきつつも飛びついて飯を食うしかない下賎なWeb屋の貧弱な発想など、技術者の風上にもおけぬのであります。

このへんでlalaがいつもの狙撃で参戦して収束しかけたはずの意味不明な戦場がさらにパニックという面白展開を思い出し希望します。

iPhone向けのCSSって「handheld」でおk?あとadsense広告のいい感じのサイズは?

なんだかやる気なくて調べるのがおっくうなんでポーリングしてみるの巻。

Q1. iPhone向けのcssのmediaTypeって、「@media handheld」でおk? (なんか違うような気もする)

Q2. adsense広告を含むwebページをiphoneとかで表示することを想定したときの広告サイズってどれがいいの? 90度回転でタテヨコ比変わるし画面サイズもグリグリ変わるみたいだから考える意味無いような気もするんだけどさ。

若干テンパり気味な現場のPGの机の上

  • ジャガビーの箱が積み木みたいに積みあがっている
  • PCの上のちっちゃい人形(お菓子のおまけ?)がどんどん増えていく
  • 同じ銘柄の缶コーヒーの空き缶が十数本ほどオブジェのように机の上に並んでいる
  • 同じ銘柄のペットボトル、、、(以下同文)

キミはLibraHack事件を知っているか?

全ては上記でほぼ語りつくされている。驚いたことに、当事者本人によっても。 筆者ももちろん各種報道で概要を知っていたけど、まとまった内容を書くヒマが最近なかったもんで。

とにかく、警察はITの専門家に相談することもせずに「警告or注意」ではなくいきなり「逮捕」した。 功を焦ってなんの罪もない人間を留置場に20日間拘束。それをウソ八百まで付け加えて報道したマスゴミ特に毎日新聞。おまえらパソコン貸してやるからマインスイーパで遊んでろ。LANケーブルを接続することは禁ずる。

件の図書館側コードを書いた中の人は、己の仕事のダメダメさのせいで起きたことを正直に話すことなくねじまげるもとい都合のよい情報だけを出すことによって、結果的に図書館の人と警察の人をだましたわけだ。 えっ?「だましてない!俺はただ単に『1秒に1回(※)という人間ワザでない連続アクセスのせいです』とか言ってその証拠にアクセスログを提出しただけだ、それをもとに図書館と警察が何をするかなんてことまで知るか」って? ことここに至って技術者がいう言い訳じゃないよねそれ。ついでに辞表も提出しとけ。 そうそう。今回のクライアント様のご尊顔を誇らしげに並べてるようだけど、もはや逆に痛々しすぎて、どうコメントしたらいいものやら。ご愁傷様です。

※各種報道やらでは、「1秒に1アクセス程度のわりで」という話になってるけど、それすら怪しいと思う。

さてひとしきり悪態ついたところで、たまには書評でも書きたいと思う。

えっと、本の題名が思い出せない...なんだっけ...

たしか...イチパーセントの...1%の...なんだっけ...

ああ、思い出せない! 図書館のサイトで検索してみようと思ったんだけど、うまくいかないんだ。 題名が「1%」で始まる本っていうのはたぶんあってるはずなんだが、珍しく思い出せない。 手がかり少なくてすまないんだけど誰か本探しを手伝ってくれないか?

see also

追記:
やはり三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)がクソだったってことでファイナルアンサー (2010/8)
librahack事件はちっとも終わってない。岡崎市立図書館は被害届を取り下げるべき。MDISはそれにとことんつきあうべき。 (2010/12)

10年後の今こそ、元ロッテの小林至投手によるあのコラムを読み返してみてはどうだろう。

今年(2010年)の5月ごろにひろゆきと勝間の某対談がグダグダだった件をとりあげたとき、「日本人の幸福度は低い」という国際的な統計調査結果があることを初めて知った。いや、ニュースは見たような気がしたが、完全に読み流していたんだと思う。

だって、正直なところ、そんなのを国別に並べて相対評価してなんになるの?としか思えないから。

「まともなID(身分証明)が無いからコンビニとかチェーンの居酒屋とかでは雇ってくれない」という趣旨のことをたどたどしい日本語で一生懸命に話しながら丁寧にお酌をする、新宿の超場末の飲み屋の姉ちゃんが言うには「あったかい部屋で白いご飯をおなか一杯食べられれば最高に幸せ」だそうだ。 一方で年収一千万以上という譲れないラインを目指してお見合いパーティに通いつづける女。 「スーパーウーマン症候群」に陥ってゆくカツマー達。 スペースシャトルに乗って宇宙へ行く夢を果たした妻。その妻の夢と子供のために自分の夢をあきらめ主夫となり、情熱大陸の取材カメラと妻とが同席しているその場であっても、「俺にだって夢はあった」と、わだかまりを全く隠そうとしないことによってかろうじて自己を保つ。 劣等感とまともに向き合うこともできず「彼女ができない」という理由で秋葉原でダガーナイフを振りまわした男。 エイズの蔓延によって平均寿命が30代に急減し、どうせ死ぬんだと破れかぶれになった若者が次々に犯罪に手を染めてゆくアフリカ。 「リストラなう!」と自虐的に日々をつづるサラリーマン。FXという名の鉄火場で人生逆転を狙う博徒の末路

幸せってなんだ?

急に話が飛ぶけど、「リストラなう」の人の去年の今頃のこの書評はなかなか興味深い。→「ウォルマート地獄」の巧妙な仕組みを考えてみる - たぬきちの「リストラなう」日記

さて、長ったらしい前置きはこれくらいにしよう。 「東大出でプロ野球選手を目指しロッテに入団した小林投手」っていう話を覚えている人、いるだろうか? いたんですよ、とにかく。 作家の村上龍が妙にネットにはまってメルマガやら何やらをいろいろ試行錯誤していたときに、 小林氏が寄稿したのが、「日本人に生まれてよかった」の出だしで始まるこのコラムである。

読む前に頭に入れておいて欲しい。このコラムは2000年1月に書かれたものだ。

大切なことだからもう一度言うよ、2000年初頭といえば、 ニューヨークの911テロ事件も、エンロン巨額不正会計事件もイラク戦争も「大量破壊兵器」も「派遣切り」も「婚活」も無い。楽天ですらまだ上場前でmixiやgreeは影も形も存在しない。ブログという単語もない。Yahooの株価がちょうど1億円の値をつけて週刊誌の話題をさらっていたITバブル絶頂期。牛丼の並は400円。小泉首相はまだ首相ではなくただの変人扱いで、グッドウィルもコムスンもイケイケで、介護保険制度の施行の直前。 とにかくそういうころに書かれた文章だということ。

「昔はよかった」などというセンチな回顧趣味でこれを紹介しているつもりはまったくない。 正解も正論もない。人それぞれだ。そしてキミは、どう思う?